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どーも。 俺は沢田綱吉です。 今回は珍しく、俺視点でお送りいたしまーす。 突然だけど俺さぁ…
今修羅場ってます☆
え? いやいや同人誌の〆切が後五時間とかってわけじゃないよ? 〆切は二週間後だからね!!! ってそんなの聞いてない? ああ、そうだ忘れてた。 修羅場ってのは…
「お前、明梨ちゃんに謝れよ!」 「そーだそーだ!土下座しろよダメツナ!!」
イェース☆ 只今イジメの真っ最中! 酷いよね?こんなか弱い俺によってたかってリンチなんて……!! え?お前か弱くねーだろとか思ったヤツ、後で体育館裏。
「……今から移動なんだけど?そこ、どいてくれないかな?」
あくまで優しく、優しく。
「ふざけてんのかテメェ!!!」 「まだわかってねぇみてぇだな!」
優しく、優しく……
「俺たちが制裁を下してやろうぜ!!!」
優し、く………
「だな!身の程をわきまえろってんだ」
やさ、し……………
「死んで償えよ!!!」
……………、 ………………………。 …………………………………………………………………………。
「って出来るかぁ―――!!」 「「「Σ!!?」」」
我慢?優しく?? 出来るわけねーだろ!!! ナメてんのか?
「ふざけんなよは俺のセリフなんだよコノヤローただでさえ次は移動教室で時間取られてるってのにお前らはそんな下らない理由で俺の休み時間を奪うのかそーかそーか暇人だなご苦労さんお礼に俺から"脳ミソ空っぽバカ"の称号をプレゼントしてやるよだいたいお前らなに?言うに事欠いてそれかよバカの一つ覚えみたいにああゴメンバカだったねお前らみたいなバカにそんな高等スキルを求めた俺が悪かったよ謝っとくでもさ結局俺の休み時間奪ったのは変わりないよねそんな不躾なやつは馬に蹴られてついでにバナナで滑って湯豆腐の角に頭ぶつけて死ね」
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