一時間後。
飲んでいた紅茶を手元の皿に置き、雲雀がツナに問いかけた。

「そういえば、なんか慌ててここにこなかった?」


そういえばそうだった。
色々と衝撃的すぎて、皆忘れかけていたが。


「あ、それ!!聞いてよ恭弥兄っ!!怒」

珍しく、ツナが怒りを露にしていた。


「何があったんだ?」

アストーも問いかける。


ツナは、鞄から何かをゴソゴソと取り出した。

「見てよこれっ!!!」

そこにあったのは、


「ワォ、何この物体」
「グチャグチャじゃん」
「原型さえ留めてないね」


各々の感想である。
ちなみにツナが見せたものとは、


「クラスの奴らにゲーム壊されたぁああああああああ!!!!!!!」


そう、任○堂 DS○である。


「「「うわぁ…」」」


さすがに「クラスの奴、馬鹿じゃね?」と思った三人であった。

「ふふふ…覚悟しとけよ山田太郎め"黒笑」

ツナが黒くなった。

ちなみにこっちが本性だったり。

「というか、山田太郎って…」
「名前なんざ覚えてやるか山田なんか山田太郎で十分だコノヤロウ」


ツナは、ゲーム絡みになると黒くなるようである。
そして、黒くなったツナにより、山田太郎の地獄逝きが確定された。
ドンマイ☆山田!


「というか、壊されたって何があったんだ?」








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