「………これは、一時的な記憶喪失だと思われますね。その方たちのことを強く思うあまり、そこだけ記憶が欠落してしまったのでしょう…」




これは、何の罰ですか?




「記憶が戻るかどうかは、定かではありません。何らかのきっかけで、思い出すかもしれませんし、もしくは……」




彼が何をしましたか…?




「しばらく、様子を見てみましょう」




運命はいつだって残酷だ。







これは、哀しいかなしい、とある夜に泣いた少年のおはなし。












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