語感に酔う一文
2010/10/20 07:50
説明コーナーでございます。オマケ程度にご活用下さいまし
今回の更新はいつもよりもっと語感を重視してみました。
フランス語辞書とにらめっこしてつくったものが殆どです。
と、いうわけで意味をそっと引用してゆきます
端的プペ
【poupee】
※本当は一つ目のeに'←これみたいなのがついてました
1、人形
2、((話))かわいい娘;見てくれだけの女
3、包帯を巻いた指
ちなみに、1の意味を見ればわかりますがプペを英語で言うならdollになるようです。響きが全く違う
次は日本語の熟語も解説しましょう
潤色プリテュール
【pourriture】
腐りきっていること;腐敗(物)、堕落;((軽蔑語))腐りきった人間
【潤色】
おもしろさを増し、印象を強烈にするために、事実にない事を付け加えたり、事実を誇張したりすること。
プリテュールが軽蔑語としての意味も持つからこそ、可愛らしい語感にも関わらずおそろしいひとのお題に区分けされたわけです
次のは…フランス語の方、恥ずかしながら最初は括弧内まで繋げて読んでしまいました。一応辞書で読みは確認しましたが…。
準星スピレ
【soupirer】
恋い慕う。恋しい。
【準星】
星雲の爆発によって出来たと考えられる星。太陽の一兆倍の明るさを持つという。
うおっまぶしっ
って訳じゃあないですがとにかくまばゆい光を放ってるようですね
そして最後!
アルビトレール黎明
【arbitraire】
(形)勝手な、恣意の;専制の
(男)専制;恣意性
また、「こじつけ」という意味も持つようです。
【黎明】
夜明けの意の漢語的表現
だそうです。
一つの題で様々な意味に解釈ができるようになった…のかな。意味からでも何通りかパターンを考えられるので、自由度は増したように思います。
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