仗助は父親を知らないですが、母と祖父の存在で何とか人並みに育ったのではないかなと思います。
2人の教育の賜物だと思いますが、今とは違ってあの年代のハーフの子は差別の目で見られがちで、言われようのない虐めとか周囲からの目が厳しいものだったと思います。
ましてや不倫の末に出来た子なので…。
仗助は物心ついた時から、そういう自分に置かれている状況が分かっていたのではないかな。だから一層雪の日に助けてくれたあの人の存在が、彼にとって生きる指針となったのではないかと思います。
夢主が彼の半生を理解した上で、それでも彼のことをもっと知りたいと思ってくれたら、という思いがありまして今回に至りました。
本当はもっと別の話だったんだけどなー…、たまに、夢主の思考が乗り移ったかのように元のプロットから外れた展開になってしまいます(笑)