0125 2122
酔っ払い黒子っちとたぶん青峰
「テツそろそろ帰んぞ、酔ってんだろ」
「んぅー…?よ…?よってません…」
「んな真っ赤な顔してなに言ってんだ、バカ。送ってってやるから立てってほら」
「うるさいですこのガングロ、はげ、こわもてー…、」
「はいはい、酔っ払いの戯言は聞かねえよ、っと」
「…っ、…ぁのに、なんでそんなやさしいんですかもー…いみわかんないです、やめてください、ふかいいみなんてないってわかってても、っわかってるのに、どきどきしちゃうのはこっちなんです…、あおみねくんのばか…」
「!……、…おまえも仕方ねえやつだなあ…素面んときに言や答えてやったのによ」
「よってないっていってるじゃないですかー…」
「なに言おうが今は聞かねえぞ、どうせおまえ明日んなったら覚えてねえとか言い出すんだろ?なあ」
「ばかであんぽんたんでジゴロなあおみねくんなんてしりません、いまごろむねのおっきなおねーさんのとこでもいってるんです、そんなひとしらない」
「おまえ意外とタチわりい酔い方するよな。胸でかいねーちゃんて誰だよ、ここにいんだろー?てめえで散々ガングロだのはげだの言ってくれやがったヤローはよ」
「ちがいます、あおみねくんは、……」
「なんだよ?」
「…、…きもちわるい」
「だあーっ!こんなオチだと思ったよくそ!」
明日の朝目が覚めたら言ってやろうか。
(深い意味なんて、あるに決まってんだろう?)
◆
黄瀬くんとの扱いの差…