1011 14:12


「おーい黒子ーサボりかー?」

「サボってません」

「おっ?いつからいた?」

「…最初から」

「そうか悪い、ならいいんだ」



「…くーろーこ」

「!」

「嘘はダメだなあ」

「…伊月先輩」

「まあ俺も今日は偶々見つけたんだけど」

「…何の話ですか?」

「お?強情だなー黒子」

「何のことか、わからないので」

「いいけどな、これからは気をつけろよ?」

「……」



遅れてこなきゃ、気付いてくれないくせに。







伊月に気付かれないのがちょっと淋しい黒子っちでした。
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