||Under love!


「みんなお疲れー」

氷帝の男子テニス部マネージャーとして働く私。そんな私と皆のあいだには、秘密の時間があった。

「綾乃、今日は残ってや」
「・・・ん、わかった」

侑士の言葉に頷くと、彼が嬉しそうな笑みを浮かべる。すぐそばにいたレギュラー達は、ちらりとこちらに視線を送ってニヤリとほくそ笑んだ。
やがて、レギュラーたちを残して部員全員が部室を出て行く。
直後聞こえたガチャリと言う音は・・・景吾が、部室に施錠をかけた証拠。

「そんじゃ、やろか」
「・・・毎度思うんだけど、これすごい恥ずかしい」
「もうどうでもいいだろ、んなの」

微妙に嘲笑うかのように景吾が言って、そうして私を背後の巨大なソファへと押し倒した。皆が見守る中で、彼は私のブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。

「相変わらずエロいC」
「可愛いですよ、先輩」
「・・・日吉、なんか変態っぽいよ」

一気に視線は私の顕になった肌へ集中する。ブラウスがはだけただけの状態のまま、ブラジャーを外された。そして同じく、下半身も下着と靴だけを脱がされる。これにより、私は素肌にブラウスとスカート、それから靴下だけをつけた状態になった。

「んじゃ、始めっか」
「恥ずかしいから、早めに・・・」
「恥ずかしいからってより、早くヤりてぇんだろ?アーン?」

ニヤついた景吾の笑みに、思わずさっと視線を逸らす。すると突然、誰かに胸元の突起を触られた。

「ひっ、あ・・・!?」
「あ・・・すいません。まだしない方が良かったですか?」
「いや、続けろ長太郎。その方が面白ぇ」

わかりました、と長太郎君が言い、片側の胸の突起をぐりぐりとこねった。そしてもう片側の突起も、若君に弄られる。

「あ、ぁんっ・・・」

2人はそれぞれのやり方で、私を攻め立ててくる。バラバラに訪れる強弱のある刺激に、焦れったいような喘ぎを上げた。

「淫乱だC」
「えっ・・・、ふぁあっあっ!?」

伸ばされたジローの指が、スカートに隠されていた割れ目に触れ、なぞった。すでに先細りの蜜を垂らしていたそこが、更なる刺激を得ようと快楽にそって蜜を吐き出す。ジローは初めこそ強めに刺激を与えていたが、唐突にその力を弱めてしまった。

「ぁ、ふぁ・・・っ、」

はぁっ、はぁっ、と吐き出す息は荒い。3人による刺激は尚も続いていたが、酷く焦れったく、私は無意識に腰をゆるゆると動かしていた。

「ぁあん・・・」
「腰動いてるぜ」
「クソクソクソ、ジローばっかりずるいぜ!」
「じゃあ、そろそろヤろか?」
「綾乃も限界みてぇだしな」

男たちは笑って、それぞれ己のモノを取り出した。そうしてまず、景吾が私の秘部へと指を入れた。

「っ、う・・・」

乱雑に、かき回すような勢いで指の出し入れが続く。与えられる刺激にイきかけた私だったが、景吾はその直前に指を引き抜いた。

「はぁっ、ん、けいごぉ・・・っ、」
「焦らなくたって、ちゃんとやるぜ?アーン?」

ニヤリ、と景吾が笑い、彼のモノがあてがわれる。景吾は私の腰に手を添え、一気にそれを奥へと押入れた。

「ん、ひぁああ・・・っ!?」
「綾乃ちゃん、俺の相手もしてや」

そう言って顔を横に向かされたと思えば、目の前には膨れ上がった侑士のモノ。

「くわえて」

唇に彼のモノを押し付けられるようにされ、私は口を開いてそれを受け入れた。そうして、2人が激しく動き出す。律動が始まってすぐに私はイかされてしまったが、彼らにとってそんなもの、全く関係ないようだった。

「んぅっ、ふ、ふぅうぅっ・・・!!」

目からは何度も涙がこぼれ落ち、視界が歪んだ。周囲からの視線はすでに気にならない。気にしている暇などなかった。

「・・・っ、俺、イキそうやわっ・・・、」

侑士がそう言った直後、口内に大量の精子が吐き出され、侑士のモノが引き抜かれる。その質量にむせ返り、ゴホゴホとそれを外に吐き出した。そのあいだも景吾の動きは止まらず、むしろ勢いを増す。

「じゃ、次俺な」

私が苦しげにしているのも意に介さず、亮が私の口にモノを押し込んできた。私はそれをほとんど無意識的に受け入れ、舐め上げる。

「えっろ」

誰かが笑った。もう誰が言ったのかも定かではなかった。亮が動き出し始めると、間も無く景吾が限界に達し、そして入れ替わるようにジローが私の秘部にモノを入れた。

「ふぅっ、うぅ、ん、ふぅっ・・・っ!」

それから、何回イったのかも、何回イかせたのかもわからない。ただ快楽の波に飲まれ、夢中になって彼らの相手をし続けていた。

「ん、・・・・・・」

しかしやがて私が意識を飛ばすと、それも終わった。


Under Love!


眠りに落ちた私を、皆は優しく見つめていた。
――――――――――――
秘密の時間(笑)
Allって何させれば良いんだ、とかなり悩みました。
リクエストありがとうございました!

2012/6/16 repiero (No,45)


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