お風呂上がりはどうも暑く感じてしまう。入ってる時は平気なのに。タオルを頭に被ったままリビングに入れば、クーラーが効いた部屋で旦那様はお休み中だった。「風邪引いちゃいますよー」お腹出しちゃって、まあ。テーブルにはビールの空き缶。「しょうがないなあ」子供みたいに放っておけないひとだ。

*直月



@「錫也、手伝ってくれる?」「ん?」「この白衣を畳んじゃいたいの。もう、また脱ぎっぱなしにして」「アッハハ!月子ー、保険室掃除する時のおまえってまるでオカンだな」「哉太、笑ってる場合?君がぬの人からもらってきた飴のせいで、彼女も僕らもこんななのに」「でも4人揃ってる時でよかった」

A「俺が縮んでる間に、他の場所で小さなお前が困ってるんじゃないかと思うと気が気じゃないからな」「そうだよ。小さくなっても月子は可愛いし」「よ、羊くん!」「うっせ!羊、そんな話してねーだろ」「どうして?哉太だってそう思ってるくせに」「羊、哉太。そのくらいにしなさい。月子が困ってる」

B「だいたい、羊だって小さくなってるんだからいつもと変わらないはずだろ?」「そーだそーだ」「哉太」「…ちっ」「ふふっ」「んだよ」「小さくなっても、やってることは同じだなぁって」「まあ中身は俺たちだしな」「Qui!僕は君の笑顔が見れて今日も幸せだよ、月子」「…戻る方法、探しますか」

*手乗り春組
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -