バレンタイン2012後編 | ナノ
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Hot chocolate 後編


お昼に、と深海先生は言っていたけれど、結局お昼にはそんな時間は無かった。
昼休憩になりいつもなら深海先生からメールを貰って数学準備室に行くんだけど、今日は中々メールが来ず、授業が長引いたのかな、と思っていたら、どうやら授業が終わった途端女子に掴まったらしく、今日は昼は準備室に鍵をかけて籠るので一緒に食べれない、という謝罪のメールが届いた。
僕としては今日は無理かも、と女子のはしゃぎっぷりを見て思っていたので、気にしないで欲しいという返事を送った。
その後も何度かメールのやり取りをしたのだけど、どうやら本当に女子の押しかけに参っているらしく今日はもう全て自習にしてしまいたい、とまで愚痴る深海先生に笑ってしまった。

「吉岡先生、楽しそうですが、恋人ですかな?」
「え、まさか、深海先生ですよ」
昼をご一緒させてもらった古参の先生がにこやかに尋ねてくるのにどきりとしながらも返事を返す。
楽しそうって……そんなに分かりやすかったかな、僕。
深海先生とメールってだけで浮かれちゃうからなあ……気を付けないと。
内心どきまぎしていると、ああ、と皺だらけの顔をさらに皺くちゃにして先生は笑う。
「あの男前の先生だね、彼は今日は大変だろうねぇ」
廊下で女子生徒に囲まれてる姿を見たよ、と言う先生に僕もそうですね、と返す。
「今も大変みたいで、準備室に籠ってるらしいですよ」
「おやおや、男前もあそこまで行くと困りものだねぇ」
のんびりお茶を飲みながら穏やかに話す先生に僕ものんびりと相槌をうつ。

「まあ彼は特別にしても、吉岡先生も隅に置けないねぇ」
にこにこと机の上に置かれた小さな箱を見て笑う先生に、僕も笑い返す。
「僕の場合完全に義理ですけどね、それに先生だって隅に置けないじゃないですか」
ちょこんと小さな箱が先生の机にもあるのを見てそう言えば、穏やかに先生は笑う。
「ふふふ、大変な先生もいるかもしれんが、年寄りにとったら今日は甘い物が貰える良い日だよ」
受け持ちの生徒がくれてね、と嬉しそうに話す先生に僕もですよ、と返す。
女子生徒の中には担当の教師全員に義理チョコをくれる生徒もいる。
もちろん義理だから深海先生が貰う様な高級そうな物では無くて、量販店で売っている小さな物だけど、それでも貰えば嬉しくなる。
恋愛感情では無くても、教師として慕ってくれているのが分かるその行動に嫌な感情を抱く先生はいない。
もちろん僕だって、可愛い生徒からの贈り物に気分も良くなる。
貰える筈無い、と袋も何も用意していなかったけれど、大事に持って帰ろう。

◇◇◇◇
昼は先生とのんびり過ごし、昼からの授業も何の問題も無く終わった。
放課後、準備室の片づけをしてこれからの授業の準備をしていると、ドアをノックする音が聞こえる。
「どうぞ」
もう一人生物の教師はいるのだけれど、先生は高齢だからか、放課後は殆ど残る事は無い。
だからいつも放課後は僕が一人で残っているのだけれど、来客なんて珍しい。
生物は特に質問するようなことも無いから、生徒が来る事は非常に稀。
今回も先生方が何か伝える事があって来たのかな、と思っていた僕は、失礼します、と入ってきた男子生徒に思わず眼を丸くしてしまう。

けれど、こちらを見る顔を見てあ、と思う。
「小林君、どうしたの」
小林君は珍しい事に何度か質問されたことがあったのでその関係かな。
確か3年生だったし、受験の模試とか過去問で分からない部分でも聞きに来たのかも。
見た目だけだと普通に今時の男子高校生っていう感じなんだけど、授業の後よく質問に来る彼は真面目だと分かっているし、僕は椅子を回して小林君の方を向くのだけど、何やら小林君は中々こちらに来ようとしない。
鞄を持ってはいるものの、ノートや問題集を取り出す様子も無く、俯き気味に立ったまま。
ぎゅっと口を引き結び、手も拳を握りしめ全身を硬くして立つ姿からはかなり緊張していることが窺える。
何をそんなに緊張しているのだろう、と声をかけようとした時、ようやく小林君が動く。

「……あ、あのっ、よ、吉岡先生、俺、話があって……っ」
意を決したように顔をあげた小林君に、僕はうん、と頷き先を促す。
あの、その……と口ごもりながらもどこか切実に何かを伝えようとしている小林君に、もしかしたら受験の事について悩んでいて、僕にそれを相談したいとここへ来たのかも、と思い至る。
いつも授業内容についての質問なら授業直後に教室か廊下でされていたし、態々ここへまで来るってことは他の人には聞かれたくない話題なのだろう。
とすれば、思いつくのは受験に関してしか無い。
僕はクラス担任でも無いけれど、教科担任として、教師として、生徒から相談されるのはむしろ喜ばしいと思っている。
担任で無い分受験についての情報は乏しいけれど、僕に出来る限りのアドバイスならしてあげたいと思う。

内心僕もよし、と気合を入れて待っていると、ようやく踏ん切りがついたのか小林君がぐっと拳に力を込めあのっ!と僕の顔を真っ直ぐに見る。
「あの、吉岡先生、こんなこといきなり言われたら、困るかも知れないけど、でも、俺……っ!」
真剣な表情の小林君に思わずどきりとする。
生徒だし子供だと思っていたけれど、もう大人に差し掛かりつつある青年の本気を感じて僕も知らず緊張してしまう。
興奮からか頬を薄く紅潮させた小林君が一歩踏み出し、思わず僕は身体を引くが椅子に阻まれぎくりとする。
その間にもいつの間にか眼の前に来た小林君が口を開く。
「俺、俺は……っ」

「失礼」
何事か言いかけた小林君の言葉に被さる様にガチャリと戸の開く音が聞こえ、涼やかな声が飛び込んでくる。
思いがけず大きく響いたドアの開閉音に僕と小林君はびくりと肩を震わせ音の発信源を見る。
入口に佇む、長身で細身の影。
「……深海、先生……」
思わずぽつりと名前を呼ぶと小林君がぎくりと身体を揺らす。
小林君のそんな様子を不思議に思いながらもさっきの妙な緊張感が消えた事にほっとする。
扉を開けられる寸前、なんだか妙な緊張した雰囲気が小林君との間にあって気まずかったから、それを破ってくれた深海先生に内心感謝する。

「どうされたんですか、深海先生」
入口に佇んだままどこか鋭い雰囲気で小林君の方を見ている深海先生に声をかけると、ようやく深海先生が室内に足を踏み入れる。
「いえ、少し連絡がありまして……それより、邪魔をしてしまったようですね、小林君、かな、申し訳ない」
立ちあがろうとした僕を手の仕草で止めて深海先生は近くまで来るとそう言って小林君の方をちらりと見る。
「……いえ……」
どこか落ちつか無げに視線を落とした小林君がじり、とさっき詰めた距離を下がる。
「何か言いかけていたのでしょう?私でも出来る限り相談に乗りますよ、宜しければ聞かせてもらいますが」
とん、と机に寄りかかりそう言う深海先生に僕はそれは名案だ、と気分が高揚する。

僕と同期の深海先生も担任は持っていないけれど、その理知的な雰囲気から色々生徒から相談される事が多い。
進路についても相談されている姿を見た事があるし、僕だけが聞くより深海先生も一緒に聞いてもらった方がより良いアドバイスが出来る筈!
折角相談されるのだから、きっちりとしたアドバイスをしてあげたい。
「そうだ、小林君、深海先生なら僕より受験についても詳しいし、一緒に聞いてもらおうよ」
ね、と声をかけるけれど、小林君は眉を寄せちらりと深海先生の方を見る。
その様子にあれ、と思う。
深海先生は女子生徒からの人気が絶大過ぎて忘れられがちだけど、男子生徒からも人気がある。
初めは女子に騒がれてるってことで良く思って無い男子生徒も多かったようだけど、誰にでも公平な態度で接する深海先生に段々態度も軟化してきて、きちんと生徒の意見も聞いてくれると最近では男子生徒にも人気なのに。
むしろ深海先生の事が嫌そうな小林君の反応を意外に思う。

「小林君……?」
何かいつもと様子が違うし、もしかして気分でも悪くなったのかな、と声をかけようとした時、僕よりも早く深海先生が口を開く。
「どうしました?相談があってここへ来たのでは?それとも……私には言えない様な件で、ここへ来たとでも?」
「っ」
いつもよりどこか冷やりとした声の深海先生の言葉の意味を僕が捕えるよりも早く、小林君がぎくりと身体を揺らす。
更に強張った様子の小林君に僕はおろおろと小林君と深海先生を見比べるけれど、小林君は硬い表情で俯いたままだし、深海先生もそんな小林君を見ていて視線が合う事は無い。
「小林君、どうしました」
黙ったままの小林君に、深海先生が机から離れて近付いていく。

カツ、カツ、と硬質な音が静かな部屋の中で響く。
どうすればいいのか全く分からず、僕はゆっくり小林君に近付いていく深海先生をおろおろと見つめることしか出来ない。
「……小林君、」
小林君の傍に寄った深海先生はすっと身を屈め何かを小林君へ告げる。
僕の位置では深海先生の背中に遮られているし、何を言っているのかまでは分からないけれど、それを言われた小林君の表情がサッと強張ったのが眼に入る。
「っあ、んた……」
小林君が眼を見張り深海先生の顔を凝視する。
その表情は強張っていて、顔色もどことなく悪い。

一体何を、とあまりにも小林君が青褪めているので、僕が深海先生に問いかけようとした時、スッと身体を引いた深海先生が口を開く。
「小林君、教師にその呼び方は良く無いですよ……それとも何か、言いたい事でも?」
深海先生の言葉に小林君はぐっと唇を噛んだかと思うと、僕の方を最後に何とも言い難い表情で見たかと思うと、くるっと背を向け走る様に去っていってしまう。
バタバタと遠ざかる足音を聞きながら、僕は一体どういう事か分からず眼を丸くすることしか出来ない。
え、あ、あれ?小林君、相談事があってここへ来たんじゃないの…?
何も言えて無いのに、どうしていきなり帰っちゃったんだ……?

困惑気味に小林君が出ていった扉を見ていた僕は、説明を求めるように隣に立つ深海先生を見上げる。
僕の視線に気付いたのか、こちらを見下ろした深海先生が口を開く。
「彼へちょっと注意してあげたのですが、どうやらそれでここへ来ようと思った理由も無くなったようですね」
あの短時間で、と驚く気持ちもあるけど、受験生と言う精神的なものなのだとしたら納得も出来る。
たった一言でも、気持ちが落ち着く事ってあるし。
でも、あれだけの時間でそんなことを出来るなんてやっぱり深海先生は凄いんだなぁ、と感心してしまう。
「あんな短時間でそういう風にアドバイス出来るなんて、凄いですね、僕には小林君がどういう事を相談しに来たのか、全然分からなかったです」
思わず尊敬の眼で深海先生を見てしまう。
好きだっていう事を抜きにしても、教師として生徒の悩みを解決出来るなんて尊敬するし、格好良いと憧れる。

「アドバイスというか……そんな良い物では無かったですけどね」
深海先生は苦笑してそう言うけど、そういう謙虚な姿勢も格好良い。
「……それに、彼が何の用件で来たのかなんてのは、顔を見たら同じだと気付きましたし」
ぼそりと小さく零された言葉が聞き取れず、え?と聞き返すが、深海先生はいいえ、と笑って鞄から何かを取り出す。
「それより、少し休憩しませんか?」
実はお茶にでもしようと言いにここへ来たら、生徒がいてつい連絡があるなんて言ってしまったんです、と肩をすくめる深海先生に思わず笑ってしまう。
深海先生は見かけだけだと凄く真面目で厳しい人に見えるけれど、実はこうして息抜きに良くお茶をしたりする、意外な一面もある。
甘い物が好きな僕は大抵何かクッキーなどのお菓子を持ってきているし、放課後にこうしてお茶することも結構ある。

「飲み物は私が用意しますね」
深海先生がポットの置いてある、生徒からは見えない位置にある仕切りの向こうへ行くのに合わせて僕も鞄からクッキーを取り出す。
今日のはバレンタイン特集で店頭に並べられていた、チョコチップの入っているクッキー。
つい美味しそうで買ってしまった。
甘い物が苦手、という深海先生も放課後は疲れているのか、時折口にする事があるからいつも一人分よりすこし大目に持ってきている。
残っても僕が家で食べるしね。
がさがさと机の上を片付けた所で、両手に湯気の立つマグカップを持った深海先生が現れる。
「どうぞ、熱いので気を付けて」
そっと渡されるカップから漂う甘い香りに、僕はカップの中を覗きこむ。
濃いブラウンのそれを一口飲めば、口の中にふわりと甘さが広がる。

「これ……」
思わず深海先生の方を見ると、悪戯が成功したような表情を浮かべている。
「今日はバレンタインですし、吉岡先生のはココアにしたんです」
私はいつも通りコーヒーですが、と言うとおり、深海先生の前にあるカップの中は黒く、芳醇なコーヒー豆の香りが漂ってくる。
穏やかな微笑を浮かべた深海先生が僕を見つめるのに、温かいココアのせいだけでなくじわじわと頬が熱くなってくる。
「っあ、りがとうございます…!す、すごく美味しいです…っ」
恥ずかしさに眼を合わせられない。
火照った顔を隠すようにマグカップを口元へ近付ける。
「気に入っていただけたなら良かったです」
くすくすと笑う声に、ますます頬が熱くなる。

い、いくら恋愛に疎い僕だって、好きな人からバレンタインにこういう風にしてもらえるとどきどきする。
チョコでは無くてココアだけど、甘い物を普段口にしない深海先生が態々用意してくれたってだけで僕に取ったら凄く価値がある。
深海先生にとったらどうという事の無い同僚へのちょっとした気遣いかもしれないけれど、僕に取ったらもうこれで今日一日分の幸運を使いきった様なぐらい大きな出来事だ。
バレンタインだから、って期待も何もしていなかったけど、神様がプレゼントしてくれた幸福に感謝する。
自然と緩んでしまう口元を誤魔化すようにココアを呑むけれど、ココアの温かさと甘さに余計にふにゃりと表情が緩んでしまう。
と、そんな僕を笑みを浮かべて見ている深海先生に気付き、羞恥で頬が熱くなる。
だ、だって絶対今の僕ふにゃふにゃな顔してるのに、す、好きな人にそんなだらしない顔を見られてたなんて……っ!!

「っふ、深海先生も宜しかったら、これ、どうぞ……っ!」
照れ隠しにクッキーを差し出すと、僅かに眼を見張った後、深海先生はにこりと笑って頂きます、と手に取る。
僕もクッキーを食べて、頬の火照りを落ち着かせようとしてると、ふと気付いたように深海先生が口を開く。
「そういえば、これもチョコが入ってるし、私は吉岡先生から唯一チョコを貰えた、という事になるんですね」
「っな、あ、え!?」
思いがけない事を言われ慌てるが、そう言われるとクッキーはチョコ入りだし、チョコを渡したってことに、ならなくもない、の……!?
あわあわとどういう反応をしたらいいのか分からない僕に、ふっと深海先生は笑みを浮かべ、すっと僕の眼の前へ顔を近付ける。

「……吉岡先生からの愛の告白なら、喜んでお受けしますよ」
「っ!!!?」
妖艶な笑みを浮かべ、どこかいつもより男っぽい眼で見つめられそんなことを言われて、ボッと顔が一気に熱くなる。
真っ赤になって全身固まってしまった僕の顔をしばらく至近距離で見つめた後、ふっと深海先生は表情を緩め元の位置まで身体を引く。
「……そんな可愛らしい反応をされたら、今すぐこの場で手を出す、なんて出来ませんね」
くす、と肩を竦めながらそう言う深海先生に、思わず固まっていた僕も意識が戻ってくる。
「…………っ!!!!!??」
未だ混乱の収まらない僕を見て、くすくす笑う深海先生に、ようやくからかわれたのだと悟りかああっと羞恥が湧きあがってくる。

「っふ、深海先生っ!!そ、そそそそう言うからかいはしないで下さいっ……!!」
例えからかっているだけだとしても、心臓に悪すぎる。
ドキドキしすぎて、顔の火照りも収まりそうに無い。
「き、聞いてるんですか!?もうっ!!」
未だくすくすと笑い続ける深海先生に、ぷい、と顔を背けるとようやく深海先生が謝罪する。
「すみません、そんなに怒らないでください、余りに可愛い反応をするので、つい……」
「っか、か、かわっ……!?深海先生!!」
またそんな事を言う深海先生に、真っ赤な顔のままだし効果も無いことは分かってるけど、思わず声を上げる。
そんな僕の様子に深海先生は楽しげに肩を揺らしながら笑っている。
流石にむっとした僕がココアを無言で飲んでいるとようやく笑いの収まった深海先生が鞄から何かを取り出し、僕へ差し出す。

「吉岡先生、お詫びにこちらを差し上げますよ」
「え……わあ、これって……!」
有名なブランドのココア、しかも結構な値段のそれは僕には中々手を出せない物で、さっきまでの仕打ちも忘れてついつい眼を輝かせてしまう。
「っあ、で、でも、さっきみたいなからかい、もう駄目ですからね!次したら本当に怒りますよっ!」
そんな僕を見つめる深海先生に気付き、はっと慌てて取り繕うけど、にこにこしてる深海先生にはもう僕が怒って無いのなんか丸わかりなんだろう。
「ええ、からかうなんて……そんなことしませんよ」
ふ、と笑ってそう言う深海先生に、僕はそれなら、とココアを受け取る。

手の中のココアに、思わず頬が緩む。
バレンタインなんて僕には縁の無い行事だと思ってたけど、今年は凄く良い日だったな。
深海先生にココアを入れてもらえたし、こうしてセットでももらえたし。
それに、何より僕も、からかわれたとは言え、一応チョコを深海先生に渡せたし。
チョコを渡すなんて絶対に無理だと思ってたから、凄く嬉しい。
ほわんと胸が温かくなってココアを飲むと、深海先生と眼が合う。
ふ、と表情を緩めた深海先生につられて、僕もにこりと笑い返した。

Happy Valentine!!




120805再アップ(110216拍手御礼としてアップ)
(からかうだなんて、しませんよ……次は本気で、私の物にしますから)
(?深海先生、何か言いました?)
(いいえ……それより、もう一枚もらえますか?)


吉岡先生は天然系です
小林君はもちろん告白しに来たのですが深海先生に撃退されてしまいました
きっと小林君にもいつか良い事あります
深海先生が何を言ったかは想像にお任せします(笑)