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マスター
 「ッアメ!!!!」




 マスターの声が聞こえる。




アメ
 「マ…スター…?」



マスター
 「はぁ、よかったぁ…!!ゴメンな?ウィルスにかかってたとは思わなくて…」



アメ
 「大丈夫です…?」




 マスターが心配そうな顔をしていてびっくりした。
心配された事がなかったので少し照れくさい///
そういえば、さきほどの夢(?)と同じように手に温もりがある。
手を見ると天音が手を握ったまま眠っていた…?!
なんで?あれは夢じゃないの!!!??




マスター
 「あぁ、その子がアメの亜種か、いい顔だ。そういえば、アメなんか声変わった?」



アメ
 「へ、そうですか?」



マスター
 「うん、さっきはすごく暗い感じの声だったけど今は透き通った高い声だよ。滑舌もすごくよくなった!これでもっと歌いやすくなったな」





 声、変わったかな?
そういえば少し話しやすいけど…。





リン
 「マスターアメどぉなったっ?!!」




 リンちゃんが走ってきた。
その後からグミちゃんやミクちゃんもきてくれた。
なんか、マスターに声褒められたから今すぐ話したい。




ミク
 「あ、アメちゃん!もう、大丈夫なの?!」



アメ
 「大丈夫です!ありがとうございます、心配してくれて…」


グミ
 「あれ?アメ、声変わった?なんか明るくなったねー」


アメ
 「本当ですか?!」



 やった、また褒められた。
これなら、これなら私にも…。
…この声なら、変われるかな?
捨てられることの怖さを忘れられるかな?
そして―…




 あなたとともに歌えるかな?
隣にいるあなたを見る。
頭に手を置いてナデる。





 歌いたい。














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