7 行くと入ったがやっぺめんどくさいな…。
だってさぁー、このメンバーだよ?!
帯人とか帯人とかぁー!!
ハレ
「つかぁ、帯人はなんで刃物持ってんだよ!!」
見えてんだよ!!
そでから銀色の刃が見えてんだよ!!
帯人
「…癖」
ハレ
「どんな癖だよ!!」
カイト
「でも帯ちゃんいっつも持ってるよねぇ」
お前もそんな笑顔で言うなよ…。
危ねェから!!
間違えて触ったら血まみれになるから!!
帯人
「…あんまうるさいと刺すよ…?」
…触らなくても血まみれになるんですけどー!!
ハレ
「了解デス」
ミクオ
「お、着いた」
!
クオの言葉で顔を上げる。
なんか、小さいスーパーがあった。
初めて見た。
―ウィィィン
ハレ
「おぉ!すっげぇ!!小せぇスーパーだ!!!」
ミクオ
「小さいってコンビニだから」
ハレ
「俺、コンビニ初めてなんだよ!!すっげぇーな、マスターのPCからすぐだし便利!!」
なんか食い物がいっぱいあった。
スーパーよりかは少ないけど、俺には十分だった。
帯人も感動してるみたいに目が輝いてた。
その隣にいるカイトはよだれを垂らしていた。
アイスが売ってるとこか。
汚ェな…。
カイト
「帯ちゃん、ピ●おいしかったよぉ」
帯人
「…」
カイトをシカトしてパ●コを取る帯人。
おいおい、抹茶が上手いって教えてくれたのにパ●コ選ぶのかよ?!
あ、カイトがシュンってなった。
ミクオ
「そーいやハレとかアメって好きな食べ物とかあんのか?」
ハレ
「好きな食べ物?」
ミクオ
「そー、俺とミクはネギが好きでリンはミカンでレンがバナナ、みたいな」
ハレ
「んー…食えれば俺はなんでも好きだけど」
ミクオ
「まぁ、なんかしら買ってみろよ、そんで発見するかもしれねぇだろ?」
ハレ
「そーだな」
じゃあ、お菓子系でもいいな。
飴、食った事ないかも。
チュッパチャッ●スを買うことに!
ミクオ
「あ、悪ィハレ、チョコもついでに取って」
ハレ
「ん、あぁ、そーいや頼まれてたなぁ。10枚でいいんだっけ?」
ミクオ
「おぉ、サンキュ」
ついでに飴も入れる。
ミクオ
「2本?」
ハレ
「おぉ、アメの分!多分アメも食ったことないと思うからさっ」
ミクオ
「…お前って」
ハレ
「なんだよ?」
ミクオ
「…いや、なんでもねぇ(コイツ、アメと似てねェとか思ってたけど優しいところとかそっくりかも…なんて、恥ずかしくて本人の前では言えねェけどさ)」
ハレ
「なんだよ、気になんじゃん!!言えよ!!」
ミクオ
「気にすんな、カイト兄さん、帯人兄さん決まりました?」
カイト
「帯ちゃぁーん!おいしいからぁーこっちのがおいしいからぁー!!」
帯人
「…うるさい、離れて…」
帯人に抱きつくカイト。
さっきのピ●を持っている。
相当買って欲しいんだな。
で、そんなカイトを嫌がる帯人。
手にはパ●コ。
ミクオ
「いいじゃないですか、カイト兄さんがピ●買えば…」
カイト
「いや、俺はモ●カ買うし」
ピ●買わないのかい!!
なんだったんだよ!!
なんでピ●進めてたんだよ!!
ミクオ
「ほら、もう会計するんでカゴに入れてください、あ、カイト兄さん1個ですよ」
カイト
「!」
2個入れようとしてたのかよ…。
会計をしているクオの隣になんかしてるカイト。
まぁそれは置いといて外に出て待ってようーっと。
ハレ
「あ、猫…」
うわぁー、可愛い…。
ってぇ、可愛いとか何似合わねェこと言ってんだ俺は!!
自分で言ってて恥ずかしい///
「ニャー」
ハレ
「///」
でも可愛いな…///
撫でてやる。
「ンニャァー」
…うわぁー!!
可愛いー可愛いーーーっ!!
もうキャラ崩壊とかどうでもいい!!!
ハレ
「にゃぁー///」
「ニャー」
―ギュッ
ハレ
「可愛い///」
「貴方のが可愛いわよ…」
!!!???
しまったぁーーーー!!
誰かに見られていたとは…。
振り返っちゃう?
いや、顔まで見られたら恥ずかしいから!!
つか誰だ?
声的に一緒にきた人とは違うよな…。
じゃ誰だ?
つか、声的に女じゃね?
「ニャー」
あぁ、猫…俺を見捨ててどこへ行く?
待てよ、この状況をなんとかしてからどっか行けよ…。
「ねぇ、猫行っちゃったよ?」
知ってます!!
だから貴女もどっか行ってくれたらいいなぁ!
お願いします、通り過ぎてください!!
つかぁ、声が女だよーー!!
最悪だぁーーーー!!!
「聞いてるの?」
ここはあれだな、ノリきろうっ!!
ハレ
「聞いていますニャっ」
ハレ&少女
「…」
誰か、このシラケ具合をどうにかしてください。
土下座しますから。
お願いしますから。
そいでね、目の前にいる女の子が可愛いのですが。