5―グツグツ
アメ
「ミクのチョコが沸騰しています…」
ミク
「え、いいんじゃないかな?」
リン
「…ミクのチョコに何入れたの?」
ミク
「え、ネギだよ?」
グミ
「なんで入れたの??!」
ミク
「え、クオのため?」
アメ
「彼氏さんにあげないんですか…?」
ミク
「これクオのとカイトさんのだよ」
リン
「カイトさんもネギ好きなの?」
ミク
「…さぁ?でもおいしいよ」
グミ
「たぶんカイトさん嫌がると思うなー…」
アメ&リン
「同感です/同感」
ミク
「えー?」
っとまぁミクのドジっ娘ぶりを見ていた。
しかし…本当にヒドイなぁ…。
ちなみにあたしはここにいる全員にあげます。
皆さんにお世話になったので頑張って作ります!!
リン
「アメは何作るの?」
アメ
「チョコクッキーを作ります!リンは?」
リン
「リンはね、カップにチョコ流すだけだよ!単純だけど…」
アメ
「でも愛情いっぱいですね!」
リン
「えへー///」
ミク
「ミクはねー、ネギチョコ!!」
グミ
「やめてあげなよ…」
ミク
「えー…?」
ミクちゃんは多分本気だ…。
カイトさん…ネギ好きだと願うよ。
さて、生地は完成したから次は型をとろっと。
型の種類はハートとホシと四角と丸があるけどやっぱりハートとかそうゆうのがいいかなー?
あ、型とり楽しい!!
あー、このハート可愛いっ!!
あとでチョコペンで顔書いちゃおうかなー。
…あ、この形レンにそっくり…。
これ…焼いて渡そうかなっ!
ミク
「どうしたの?ニヤニヤしちゃってー」
アメ
「楽しいんです!」
ミク
「…そっか、おいしいのつくろうね!!」
アメ
「はい!」
ミクちゃんはニッと笑っていた。
その横でグツグツと煮え立つチョコを混ぜながら。