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―ガチャ







アメ
 「ただいまぁー」



ハレ&レン&グミヤ
 「おかえりーッ!!」



 玄関を開けるとパタパタと走ってきた3人。
そんで抱きついてくる。
小さい子みたい…。



リント
 「なんでお2人さんは手をつないでるの?」



 リントくんがゆっくり歩きながら言う。
その言葉にみんなも手を注目する。
そしてアカ兄さんもバッと手を離し顔を逸らす。
顔真っ赤だ。




アカイト
 「ま、迷子にならねぇようにだよ///!!」



ハレ
 「家に来ても迷子になるのかー!!」


アメ
 「アハハー…」



 フォローできない…!
は、話でも逸らそう!!



アメ
 「そ、そういえばクオくんは?」



グミヤ
 「部屋で寝てるー」



 是非寝顔見たい!!
ってな訳で部屋に行きます。




―ガチャ

ミクオ
 「スー…スー…」




 寝ていらっしゃる。



アメ
 「か、可愛い…!!」



 あ、年上に可愛いはないか
いやでもこの寝顔は…///。




 ジ〜〜〜〜〜っ




ミクオ
 「ンッ…アメ…」



アメ
 「?はい」



ミクオ
 「…好き、だ」




 …ハイ。





ハイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!???




アメ
 「う、お…///」




 き、聞き間違いだよね?
え…、ドキドキしてるんですけど///




ミクオ
 「スー…スー…」



 寝てるし…。
あたし…今顔赤い…///




リント
 「アメ?」



 リントくん!?
今顔見られたくないのに…!!
顔…赤い///




アメ
 「あー、うー」



リント
 「?顔…赤いよ?」



 
 ピンポイントできたー!!
言い訳…は出来ない。



アメ
 「なななな何でもないよ!!」



―ぷにッ



 リントがあたしの頬を軽く押さえる。



リント
 「嘘だろ、何があった?」



 逃げられない!!
どうする、どうしよう…。




―ガバッ



ミクオ
 「何やってんの、お前ら…」



 よかった、起きてくれた!!
でもさっきのことがあって目を合わせられないよー…。




リント
 「お前アメになんかした?」



ミクオ
 「ハァ?俺ずっと寝てたぞ…?」



リント
 「アメ、それはいえないのか?」



アメ
 「い、言えません!!」



 リントはふーんとかいいながら頬を離してくれた。
よかったー、なんとか回避できた。




リント
 「アメ、マスターが呼んでた」



アメ
 「えっ、あぁ、今行きます!じゃ、じゃあクオく…ん、いってきます///」



 あー、まだ目を合わせられない。
どうしようぉ…。





 【その後のミクオ部屋】



ミクオ
 「俺…なんかやっちゃった?」



リント
 「ヤっちゃってたりして」



ミクオ
 「そ、それはねェだろ!!!」



リント
 「嘘だよ。お前が寝言でアメのこと好きとか言ったからだろ」



ミクオ
 「!!!??…そ、それ俺が言ったのか?」


リント
 「お前が言った、だからアイツ顔が赤かったんだろう」


ミクオ
 「お前それ知ってて聞いてたのか」


リント
 「あそこでアメが本当のこと話したらミクオに気がないと思ったんだよ」



ミクオ
 「…///」


リント
 「でも話さなかったから…ちょっとショック」



ミクオ
 「落ち込んでるような顔には見えねェな」


リント
 「そう?内心落ち込んでるよ、ライバルが減らなかったからな」



ミクオ
 「残念だったな」


リント
 「嬉しそうだな」


ミクオ
 「…アホ///」





続く





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