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アメ
 「桜ノ雨ですから卒業系ですよね」



アカイト
 「あぁ、だからサクラの花びらと小さいマイク三つだな…あ、ついでに普通のマイクも買う」



アメ
 「三つ?」



アカイト
 「新入りのお前等のだよ」




 あぁ、マスター…
ありがとうございますッッ!!!




アメ
 「でも三つも高くないでしょうか?」



アカイト
 「この前きたマスターの友達がリントの分は出してくれたから平気だ」



アメ
 「あぁ、なるほど」



 そんな会話をしているとマイク売り場についた。
色もたくさんあってとにかくすごい!!



アメ
 「す…ごぉッッ!!」



アカイト
 「あぁ、来た事ないんだっけか」



アメ
 「はい、すごいですねー!!」




…キレイだな!!




アカイト
 「お前は空色でいいんだよな?」



アメ
 「そうですね!」



アカイト
 「じゃハレは赤か、リントは黄色でいーんだよな」


アメ
 「赤多いですよね、アカイト兄さんもメイコ姉さんもメイト兄さんも」



アカイト
 「本当にな…カブってしょうがねぇよ」




アメ
 「そうですね、じゃあ黄色も多いですよね」



アカイト
 「リントがきたからな」



アメ
 「ふふ、マスターのところは本当ににぎやかですね」




アカイト
 「(かわいいなくそー///!!)」



アメ
 「?アカイト兄さん??顔赤いですよ」



アカイト
 「なんでもねーよ///」




 ??
まぁ、触れてはいけないなにかに触れてしまったのだろう…。
なんかすみません…。




アメ
 「あ、アカイト兄さんサクラありましたよ」



 もちろんPV用のプログラム製。
ほかにも雨とか雪とか葉っぱとかがあった。
すごい種類だなぁ…。



アメ
 「PV用ってすごいなぁ」



アカイト
 「そーだな、種類もいっぱいあるし…よし、こんなもんか?」



アメ
 「教室セットとかあるんですか?」



アカイト
 「あぁ、前にのぼる↑さんの『モノクロ∞ブルースカイ』【sm10150980】をカバーしたんだよ」



アメ
 「PVも撮ったんですか?」



アカイト
 「まぁな」



アメ
 「PVもマスターが担当してるんですか!!?」



アカイト
 「いやマスターの妹が…そういやお前会った事ないか」



アメ
 「ないですね」



アカイト
 「ま、現役高校生だしな」



アメ
 「そういえばマスターっていくつなんですか?」



アカイト
 「いま大学生らしい、俺もそこまでわからねェ…」



 レジを越えて帰り道。
そういえばずっと手を繋いでるなー…
チラッとアカイト兄さんを見ると目が合った。



アカイト
 「あ?どうした」


アメ
 「いえ♪早く帰りましょうッ」



 手を引きながら走り出す。
それに着いて来てくれるアカ兄さん。



アメ
 「アカイト兄さんって優しいですよね」



アカイト
 「っんなッ///なんだよいきなり…///」





 ふいっと顔をそらして首をかく。
それでも手は離さないんですね。
じゃあ帰りましょう!











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