6マスター
「なんで捨てなきゃなんねェんだよ、舌滑なんてそんなの調教のテクニックが足んねェからだろ?なのに捨てるとかありえねェー…」
今、捨てないって言った?
震えが止まった。
この人は違う
いままでのマスターとは
この人は
本当に優しい人
アメ
「マスター…」
マスター
「なんだよ、泣くなよ、絶対ェ捨てたりなんかしねェから!お前等は大切な家族だからさッ」
マスターは笑って友達に
「ま、そうゆうことだから捨てねェ逆に有名にしてやるッ」
とかいっている。
マスター友達
「お前ならそーゆーと思ったけどさ!つーかゴメンな?泣かしちゃって」
そういってあたしの方を見て笑ってくれたお友達さん。
アメ
「大丈夫です!ハレ、ありがとう…もう平気だよ、…ハレ?」
返事がなく抱きしめる手を離してくれないハレ。
顔を覗こうとするが抱きしめる手の力で見れなかった。
でも…
アメ
「泣いてるの?」
泣いてるのはわかった。
だから微笑みながら頭を撫でてあげる。
何も言わないけど、
怖かったんだと思うんだ。
あたしが泣いてる時はずっと抱きしめてくれたから
今度はあたしの番
ナデナデしながら泣いてる君を可愛いなと思うのは変?
リン
「〜〜〜っ!!やっぱ、だめだぁうわぁーん、よかったよぉ、アメちゃんとお別れしなきゃいけないのかと思ったあぁあっぁ!!」
急に泣き出すリンちゃん。
それにつられてミクちゃんもグミちゃんも泣き出した。
ミク
「っ、マスターッ、が…そんな人じゃないの、知ってたけど
アメちゃんが、あんなこと言、うからぁー…」
好き。
あたしのために涙を流してくれるみんなが好き。
『家族』と呼んでくれる貴方が好き。
I love you .
and
Thank you .
続く