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 【ハレ視点】









 さっきのレンの言葉…
 「絶対ェ奪ってやる!」
…ちょっと俺がおちょくったくらいであんな事言うなんて…。
マセ餓鬼がぁ!!




アメ
 「どうしたの?グミヤくんのトコここだよ?」






 あぁ、通り過ぎてた…。
アメは俺の手を握りノックをする。
さっきから手は離さない。
やっぱりまだ、怖いのかな。
でもさ絶対離れないから大丈夫。
もう、絶対寂しい思いはさせねェから。





ハレ
 「アメ、俺もう絶対ェ離れねェから」




アメ
 「…う、うん…でもやっぱり怖い…よ」






 「そっか」っと俺が優しく撫でてやんと照れくさそうに笑った。
それと同時に扉が開いた。




―ガチャ




ミクオ
 「全く、グミヤが出ろよ…誰?」




 なんでミクオが出てきたんだ!!?
部屋、間違えた?
いや確かにグミヤの部屋だ。




グミヤ
 「あははー誰だったー?あ、アメちゃんだー」




 後ろからグミヤが出てきた。
なんだコイツ等は仲がいいのか。




アメ
 「あの、天音アメです。これから、よろしくおねがいします!で、あたしの亜種の」




ハレ
 「天音ハレ。」




 俺はジッとミクオとグミヤを見つめる。
コイツ等カッコイイな…。




ミクオ
 「そんな声だったか?亜種くるの早いな」



アメ
 「いや、ハレが来てから変わりました!早いですかね??」



グミヤ
 「ヘェー、可愛い声だね、俺好きだよぉ!」



アメ
 「っ///あっ、あたしもグミヤ君の声すきです!」



グミヤ
 「あははー、ありがとぉ(あ、照れたー)」



アメ
 「///」



グミヤ
 「アメちゃんかーわいーっ!!」




 とかいいながらグミヤはアメに抱きつく。
なにやってんだよゴルァ!!!
アメはスンゲェ照れてるし!!
俺はアメとグミヤを離し、アメをこっちに寄せる。




アメ
 「ハレ…?(なんか、怒ってらっしゃる?)」



ハレ
 「もう、次いくぞ…」



 そう言って部屋を出る。
アメは
 「失礼しましたっ」
といって頭を下げていた。



グミヤ
 「ばいば〜い♪また来てね〜」








 【その後のグミヤの部屋】




グミヤ
 「ねぇクオー、俺本気であの子気に入っちゃったぁ」    



ミクオ
 「性格も良さそうだよなぁ…でもあのハレって奴も…」



グミヤ
 「そうだねぇ、でも…俺は本気だから」



ミクオ
 「…あっそ」











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