なんか変
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メイト
「あー…」





 腰痛ェ…。
変な体勢で寝たかな。





アメ
「スー…スー…」


メイト
「ッッッ?!!」






 て、えぇ?!
何、なんで寝てんの?!
一緒に寝たッッッ?





メイト
「(まさか…)」





 まさか、まさか…。
いやいやいや、まっさかー!
ガキに興味ないな、うん。
いやでももしかしたら…。
えーマジで?





 ま、服乱れてないし違うだろう!
とりあえずアメの頭を撫でる。





アメ
「んー……」





 寝返りをするアメ。
ほっぺをつつく。





アメ
「…むー……」





 おもろい。
またつつく。





―カシャッ





メイト
「へ?」





 今のは明らかにシャッター音だった。





ハレ
「みーちゃった、みーちゃった」

 そこにいたのはハレだった。
手にはカメラを持っていてすぐに出てきた写真をペラペラと振っている。





ハレ
「これ、面白い」


メイト
「待て待て待て待て!その写真をどうする気だ?!」





 写っていたのは俺が寝ているアメのほっぺをつつき笑ってる姿。





ハレ
「知らないよ、僕の勝手でしょ」


メイト
「ちょっ、お前…」





 ん?
ちょっと待てよ?
今"僕"って言ったか?
さっきから態度がハレじゃねーような…。





メイト
「とりあえず」





―バシッ





メイト
「写真は募集」





 ハレの手から写真を奪い確認。
うわ、俺にやけすぎてるな…。





ハレ
「アメ、やっと会えたね…」





 そう言いながら寝ているアメのおでこにキスをした。
おーおー若いなお前ら。





メイト
「てかハレ、お前さっきから変だぞ?イメチェン?」





 いくらショタが売れるからって…。





ハレ
「僕はハレじゃないよ」


メイト
「何言ってんだ?」


ハレ
「僕は僕だよ、お兄さん」





 今まで見たことない笑顔を見せ、部屋から出ていった。
なんだったんだあいつ…。





アメ
「んー…また、寝ちゃった…」





 あ、起きた。





メイト
「はよ、ハレなんかあったの?」


アメ
「おはようございます、ハレ?」





 この様子だと知らないようだ。
後で見に行ってやるか。





(また寝ちゃった…!)
(寝る子は育つぞ、胸とかな)
(へ…///)





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