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 どうも天音ハレです。
かなり困った状況です。
ミクオがアメに告白したらしいです。
めちゃくちゃピンチじゃねーかぁ;





 グミヤに相談しようと部屋に向かうと既に客が来ていたようだ。
グミとグミヤの声がする。





グミ
「作戦会議します!!」


グミヤ
「なんの遊びー?」





 遊びなわけねェだろ!!!由々しき問題だよ!!





グミ
「ミヤくんは自分の危機感を理解できているの?!」




 そうだそうだ。





グミヤ
「んー…全然?」


グミ
「クオくんがアメに告白したんだよ?!」


グミヤ
「あぁ、知ってるよー」





 なんでそんな余裕そうなんだよ馬鹿!!!!





グミヤ
「あの様子見れば一目瞭然だよね、後さっき本人から聞いた」


グミ
「なんだ…と言うか余裕ぶっこいてるけどいいの?」





うんうん。





グミヤ
「いや、結構焦ってるよー」


 あ、マジで?
まぁ親友に先越されたようなもんだもんな。





グミ
「…あたし、ミヤくんを一番応援してるからね」


グミヤ
「うん、ありがと!」





 いいやつだな、グミって。
この二人は結構和む。





「でもさ、正直どうすればいいのかわかんないんだよね…」


「そっか…」





 なんだ、普通に悩んでんだな。
その場でしゃがみこむ俺。





グミヤ
「多分、今告白なんかしたらアメが困っちゃう」





 …そうなんだよな。
困らせたくない。





グミ
「でもどっちみち伝えないとだめだと思う」


グミヤ
「そうなんだよねー!」





 いやぁ、ホントにな!!
でもタイミングがさぁ…。





グミヤ
「クオとアメを二人きりにしなけりゃいいんだ!」





 え、いや、え?
なにその単純思考?!
今の声のトーン絶対ひらめいた声だよな?!





「おぉ、名案だね!!!!」




 ?!
こいつら単純すぎだろう!!





グミヤ
「よし、それでいこう!」


グミ
「あたしも協力するよっ!」





 えー…;
それでもいつかはアメがミクオに答えを出すだろ…。
俺が怖いのはそれなんだよ!





 だああああ!!
もうだめだっ!!!
やっぱレンに相談しよう!!!!





(ミヤくんは天才だね!)
(えへへへ)





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