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 アカイト兄さんの部屋を出て心拍数を落ち着かせて帯人兄さんのところに行きます。





―ガチャ





アメ
 「帯人兄さん、おはようございまーす」





 相変わらず暗い部屋。
うーん。
なんとか明るくならないかな?




ベットに近づくと布団にもぐっている帯人兄さんを発見。
バッと布団を取ってみる。
ちょっと反応が気になる。





帯人
 「ん…まだ…やっ!!」





―ガバッ





アメ
 「んむっ」





 急に手を引かれる。
体重をかけないように急いで腕をつく。
髪の毛が帯人兄さんに触れる。
今起こしたらアイスピック投げられちゃうかもしれない。
どうしよう。





 「グーーーグーーーー」




 寝息が聞こえる。
帯人兄さんではないな。
そっちを見てみる。





カイト
 「ンガッ…グーグー…」





 カイト兄さんだ!
すごいいびきだ!!
なんで最初に気づかなかったんだろう?






アメ
 「か…カイトにいさ…」


カイト
 「グォーーーーグォーーーーー」





 いびきの音に負けちゃう。
帯人兄さんがグイグイ手を引っ張ってくる。
もうどうしたらいいのっ!?





アメ
 「カイト兄さん、帯人兄さん起きてくださいッ」


カイト
 「ンガッッッ」





 起き上がるカイト兄さん。
そして半目でこっちを見る。





カイト
 「んぁーーー…帯ちゃんがえっちしてるー」


アメ
 「してませんッッ///!!!」


カイト
 「俺もーまぜてー…3Pしよぉーよぉー」





―ガバァッ





 勢いよく倒れこんできたカイト兄さん。
これは耐えられない…。





アメ
 「カイ…ト、兄さん///お、もい…し、そこ…やっ///」





―ドサッ





帯人
 「ぐふhkjmんcんshッ」





 急に二人の体重をかけられた帯人兄さんはすごい声を上げる。





帯人
 「な、にして…!アメ///?!」


アメ
 「ごめんなさッひゃあ///カイト兄さんッやめっ」





 お尻をなでるカイト兄さん。
くすぐったいし恥ずかしい。





カイト
 「やわらかい…枕ぁ…」





 とお尻に頭を乗せて寝ようとする体制に入るカイト兄さん。





アメ
 「うぅぅ///」


帯人
 「(むねが…///)」





 なんとかどかそうと動いてみる。





帯人
 「あんま…動いちゃだめ…(むねが…///そろそろ、我慢できない…///)」





アメ
 「へ…?」





 …顔が赤い…。
なんで…帯人兄さんの腹部に…その…、胸が…///





アメ
 「ご、ごめんなさい///」


帯人
 「いや…///」


カイト
 「うぁー」





―ガッ





カイト
 「痛ッッ!!」





 カイト兄さんが誰かに顔をつかまれた。





―ビーーーーー





カイト
 「ksんjhbkうぇぁ、;ッ……」





―ドサッ





 そしてグミヤくんと同じようにやられる。
倒れこむカイト兄さん。
そこにいたのはメイト兄さんとルキ兄さんだった。





ルキ
 「…ふぅ」


メイト
 「アメ、大丈夫か?;」


ルキ
 「何してるのですか?もう重たいものはないのになぜまだ帯人に体を預けているのですか?帯人がショートしそうですよ?」


アメ
 「んなッ///!!」


メイト
 「まぁまぁ;アメ、ほら手」





 と言って引っ張ってくれた。
メイト兄さんは優しいなぁ…。
キッとルキ兄さんを睨んでみる。





ルキ
 「なんですかその目は?帯人は珍しくおとなしいのに」





 珍しいかな?
と思い帯人兄さんを見ると真っ赤な顔をした帯人兄さんがいた。






帯人
 「こっち…見ないで・・・///」


アメ
 「ご、ごめんなさい///」





 帯人兄さんが可愛かった。





メイト
 「よし!んじゃ全員起こしたみたいだし朝飯食いいくかー」


アメ
 「はいッ!!」





 ではリビングへッ!!!











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