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 次はクオくんの部屋。
と思ったらすでにいなかった。





アメ
 「あれ?」





 なんでだろ…。
実は布団の中とか?
探そうと中に入ろうとする。





―バタバタ





 足音が聞こえる。
どんどん近づいてきてる?
廊下に出て確かめると





ミクオ
 「あ…悪ぃ、俺いっつも一人で起きれるから…」





 息を切らしながらクオくんがいた。
もしかして教えるために走ってきてくれたのかな?





ミクオ
 「あー…お前のことだから全力で探しそうだったから…な」


アメ
 「///!」


ミクオ
 「あたりだったようだな、来てよかったぁー」


アメ
 「なんかすいません;;」


ミクオ
 「いや、別に大丈夫だ」





 クオくんはそっぽを向いて返事をする。
クオくんはいつでも優しいなぁ…。
そういえばハレが言ってたけど「頼るならクオか俺に頼れよ!!」って言われた。
あの二人の間でなにかあったのかな?





ミクオ
 「なんだよ?」





 顔見すぎて変に思われちゃったかな?





アメ
 「いいえっなんでもありません」





 笑ってごまかす。
クオくんは"?"を浮かべながら「そうか」と言ってリビングに戻った。





 さて、次はアカイト兄さんのところか…。
なんかアカイト兄さんのことだからもう起きてそう!





なんて予想をしながら次の部屋へ。












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