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―〜♪




 さっきからミクの部屋から歌声が聞こえる。
ミクが歌の練習しているみたい。





―トントン





アメ
 「ミクー、入ってもいいですか?」





―ガチャッ





ミク
 「はーい、ってアメ?」





 ひょっこり出てきたミク。
少し驚いた表情だがすぐにいつもの笑顔で部屋に入れてくれた。
あれ、部屋入らなくても起きているならよくないかな?






ミク
 「えへへ、毎朝練習してるんだけど朝から声出すのは難しいんだよねぇ」


アメ
 「すごいですねぇ…」





 なんか…ミクが人気高いのって外見とか元の声だからとかじゃなくてこうゆう日ごろの努力とかで人気なんじゃないかな。
朝は声が出しにくいのに外まで聞こえてくるなんて…。





アメ
 「ミク、明日もこの時間に練習するのですか?」


ミク
 「うんっ、てゆーか毎日だよ!」





 毎日…か!!
やっぱりミクはすごいなぁ…。





アメ
 「じゃあ明日一緒に練習してもいいですか?」


ミク
 「本当?!えへへ、一人で練習も寂しいから一緒にやってくれるとか嬉しいなぁッ!!」






 手を握りながら嬉しそうに微笑んでくれるミク。
うわぁ…なんか…嬉しい。





アメ
 「何時くらいからですか?」


ミク
 「4時から!」





 よ、4時…早い…。
でも、これくらいがんばらないと上手に歌えない!!





アメ
 「わかりました、じゃあ明日行きますね!!」


ミク
 「うんっ♪楽しみだねっ」


アメ
 「はいっ」





 本当に楽しみだぁッ











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