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ルキ
 「…」


アメ
 「…」





 無言。





アメ
 「…」


ルキ
 「…おい」


アメ
 「は、はい?」


ルキ
 「なにか面白いことやりなさい」





 …はい?!
え、なんて??!!!






ルキ
 「シカトですかアメ?」





 ぐいっと近づいてくるルキさん。
面白いことってなんだ…?!
てゆーか、近い…。





アメ
 「あ、あー…あっここミヤくんの部屋だぁー!丁度いいから起こしましょうっ」






ルキ
 「ちょ、」





―ガラッ





アメ
 「ミヤくーん、起きてくだ…さ……い!!???」





 その部屋には、思春期の男の子には欠かせないエッチな画像が散らばっていた。
なんかもう…もう…///!!!





アメ
 「うぅッ」





―ガバッ





 思わずルキさんに抱きついてしまった。
なんかもう///
刺激的すぎるッッ





ルキ
 「ちょ、アメっなにしてるんですか///??!!!」


アメ
 「ふぇーん///」


ルキ
 「だ、大体、さっき俺が注意しようとしたのに入ったからいけないんですよ///?」


アメ
 「ご、ごめんなさい…」


ルキ
 「あーもう///!」





―ナデナデ





アメ
 「ふぇ…?」





 頭にやわらかい感触。
それはルキさんの手でした。





ルキ
 「なんですかその目は?今だけ特別ですからね///」


アメ
 「は、はい///」





 うわぁ…こんな近くで見ると本当にきれいな顔立ちしてるなぁ…///
少し顔が赤くてそっぽを向いているところなんてまた可愛い…///




 「とーうッ」





―ドカッ





ルキ
 「グフッ」






 突然飛んできた足。
それに当たって倒れこむルキさん。
そして手にやわらかくて暖かい感触。
そう手にキスをされていた。





グミヤ
 「おはようございます、お姫様」





 肩足をついて左手であたしの手を支えて、右手は自分の左胸に当てている。
お、王子様みたい…!!





アメ
 「おはようございます、ミヤくん…///」


グミヤ
 「今日も可愛いなぁ、さっきのびっくり具合めちゃくちゃ可愛かったよー?」


アメ
 「お、起きてたの!!!?」


グミヤ
 「リントがメールで今日は早起きしてたほうがいいかもなってね」


アメ
 「むぅ///」


グミヤ
 「しっかし驚いたなぁ、ルキ兄さんがあんな大胆なムガッッ」





 手がグミヤくんの口をふさぐ。





ルキ
 「グミヤ、少しお仕置きが必要みたいですねぇ…?」






―ギリギリ





 ルキさんがミヤくんの頭を大きな手でミシミシと握り締めている。
痛そうだ;;;





グミヤ
 「いだだだだだだだだだアksジョsdmkッ」





―ビーーーーーーーーー





 こ、この音は…。
悪いことをしたらメイコさんが今のように頭を握り締めて強制一時停止させる技。
こめかみ部分を力強く握り締めると音が鳴り一時停止になる。





―バタンッ





 ミヤくんが倒れた。
あぁ、これでしばらくはミヤくんが動かない。





ルキ
 「まったく…。さて、俺はこいつを運ばなきゃいけないので一人でいけますか?」


アメ
 「え…あ、はい…」


ルキ
 「…すぐ戻りますから」





 そういってグミヤくんを担いで行ってしまった。
次はハレの部屋だからいいか…。











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