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アメ
 「…次はどこですか」


ルキ
 「なぜ怒ってるのです?」


アメ
 「いや、別に怒ってませんよ…ただ、注意事項は早めにおねがいいたします…」


メイト
 「俺のせいかw」





 男の子の裸を初めてみてしまった。
なんてゆーか…///
思い出すのやめよう。





ルキ
 「ほら、グミを早く起こしますよ」





―ガチャッ





 次はグミの部屋か。
そう思っていたらフレッシュなにおいがした。
部屋の中は黄色いカーテンで水玉のじゅうたんがひいてあり、グミっぽかった。
でもやっぱりボカロらしくマイクとかヘッドホンがかざってある。
タンバリンまであった。
なんで…?





アメ
 「タンバリン…」


メイト
 「グミの部屋はスッキリしてんだけどな、問題はリンなんだよなぁ」


アメ
 「リンの部屋?」


メイト
 「片付けても片付けても散らかすんだよなー」





 確かに人形とかで密集されてたなぁ、あとは雑誌とか化粧道具とか散らばってた。
それに比べてグミちゃんの部屋はスッキリしている。





メイト
 「グミー、起きろー朝だぞー」


グミ
 「スースー」


アメ
 「まだ、寝てますね…?」


ルキ
 「この子はなかなか手ごわいんですよ」





 いまだに気持ちよさそうに寝ているグミちゃんのおでこをペシッとでこピンをするメイトさん。





グミ
 「ウムッ………スースー」


メイト
 「まだ寝るかッ」





 なんか、兄弟みたい…。
微笑ましいなぁ。





アメ
 「グミ、朝ですよー」





グミ
 「スースー…」





 やっぱりダメみたい。
相当深い眠りについてますね。





ルキ
 「しょうがないですね…、ほら、グミ。あなたの大好きなにんじんさんが待ってますよ」


グミ
 「にんじ…ん…ンヘヘ…スースー」


メイト
 「お、今日はグミ絶好調だなwにんじんでも起きねぇのかw」


ルキ
 「この俺がやっても起きないとは…いっそこのよだれたらした寝顔をネット上にばら撒くか…」


アメ
 「ルキさんやめてあげてください。どうしましょう…」


ルキ
 「あなたが目覚めのキスのひとつやふたつやってあげなさい。」


アメ
 「ぐ、グミにですか?!」


ルキ
 「そう。別に女同士には興味ないですよ?最終手段です」





 グミとキス…///?!
てゆーかルキさんきっと女の子同士も好きなんだろうな。





メイト
 「妄想してるとこ悪いが手伝ってくれ」


アメ
 「は、はい;」






 手伝いとは、最終手段でグミをおんぶしてリビングまで連れて行く。
メイトさんがおんぶしていくのでこの後はルキさんと二人きりです。





 ・・・心配・・・。











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