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―ガチャ





ルキ
 「レンの寝顔はいつでも襲ってって顔ですね」


メイト
 「そーか?」





 あれ?





アメ
 「なんでリントくんもいるんですか?」





 レンの部屋はギターが置いてあり次の歌うものであろう楽譜が散らばっていた。
そしてベットで寝ているレンとソファで寝ているリントくんがいた。





メイト
 「あー知らなかったのか、マスターがまだ新しい部屋を用意できてないからレンと共同してるんだよ」


ルキ
 「この二人もなかなかいい組み合わせですよね。もちろん王道のリント攻めですね。この二人でレンが攻めになるのは俺は好きじゃないですねぇ」





 攻め、王道…??





メイト
 「スルーしとけー」


ルキ
 「メイト、穴とゆう穴を全部ふさぎますよ?」


メイト
 「え、こわっ」


ルキ
 「さて、レンたちが喜びそうなのでアメが起こしてあげなさい」

アメ
 「喜ぶ?」


ルキ
 「本当はハレにやらせたかったのに…」


アメ
 「なんか、すいません?」


ルキ
 「ほら早くしなさい」





 ?
まぁとりあえずレンの布団の近くにいき声をかける。





アメ
 「レン、おはよーございます」





 確かに寝顔が可愛い…。
うわぁ///





―ピトッ





アメ
 「ッうひゃあッ」





 急にふとももに冷たい感覚が伝わる。
振り向くとリントくんがふとももを触っていた。





リント
 「おはよ、アメ。なんで俺より先にレンを起こすのかな?」





アメ
 「リントくん手つめたい…ッ」





 スリスリと触ってくる手が冷たすぎてよろける。





―フワッ





 あ、倒れる…!!





―パシッ




ルキ
 「なにふらついてんですか?あなたの体重だとレンがつぶれてかわいそうです」





 なんて毒を吐きながらも手を握って支えてくれているルキさん。
た、体重なんて気にしたことなかった…。
もしかして私大丈夫じゃない体重なのかな?!





―ドサッ





 なんかすごい音が…?
振り返ると倒れているメイトさんとリントくんがいた。





アメ
 「な、なにがあったのですか…?!」


ルキ
 「みーんなあなたを助けようとして手を伸ばしたら見事に空ぶってしまったみたいですねぇ、かっこ悪いです」





 皆さんが助けようとしてくれたなんて…なんか嬉しい…。
そしてなんかごめんなさい。





メイト
 「うっせ…」


リント
 「ルキうざい」


アメ
 「なんかごめんなさい」


メイト
 「いや、お前が謝ることじゃねェよ」





―ナデナデ





リント
 「ッ!」





 また撫でてくれた。
なんか落ち着くなぁ。





リント
 「(なにこいつら…。てゆーかそんな仲じゃなかったよな…)」


ルキ
 「(リントが嫉妬してる…可愛いな…)」


リント
 「?!((ゾクッ」





―ガバッ





レン
 「うるせぇえええええッッ」




アメ
 「あ、レン…おはようございます」


レン
 「あ、れ?……おはようございます…?」





 しばらく無言で見合わせた。
そして今気づく…。





 レン、裸だ…。





アメ
 「〜〜〜〜〜〜ッ///」


レン
 「あー…その…」


メイト
 「あ、言うの忘れてた、レンは裸で寝るくせあるぞー」


アメ
 「い、言うの遅いですッ///」





―バァンッ





 勢いよく扉を閉めてため息をついた。





 ど、どんな癖ですか///!!!!











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