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ルキ
 「ココア、気に入りました?」


アメ
 「はい!とってもおいしいです!!」


ルキ
 「子供は好きですよね、甘いの」


アメ
 「好きです!ところで何の本を読んでいるのですか?」





 ルキさんが真剣に読んでたので少し気になった。
聞いちゃまずいかな?とか思ったけどいいかなぁ;





メイト
 「まーたやらしい漫画かぁ?」


ルキ
 「そんなに俺とやらしいことしたいですか?」


メイト
 「うわー、超遠慮するわー」





 ゆるーく会話しているけどなんだか危ない気がする…!!





ルキ
 「これは男性用ファッション雑誌ですよ」





 ファッション雑誌!!
見てみたい…。





ルキ
 「見たいですか?」


アメ
 「は、はい…!!!」


メイト
 「どうせマスターが服装決めるんだからがんばったって…」


ルキ
 「いえ、メイトがどんな服を着たら襲いやすいか考えていました」


メイト
 「ちょっこわー」





 お、襲う??!
これは、とっても危ない気がする!!





アメ
 「あ…あーコノモデルサンカッコイイナァ!」





 棒読み…だ!!
とりあえず雑誌の一人のモデルさんを指差す。
そこに写っていたのはUTAUの重音テッドさんだった。





メイト
 「ん、お前…UTAU好きだっけか?」


アメ
 「へ!?う、UTAU…ですか??か、かっこよかったので…」





 く、苦しい;





ルキ
 「うわぁ、新事実!このことを知ったら何人の人が発狂しますかねェ?帯人あたり壊れちゃうかもしれないですねぇ」





 こ、壊れる!!!???
そこまで重大な事になっちゃったのか?!
なんか悪いことしてしまった;





ルキ
 「そして俺も…ちょっとは嫉妬しちゃいますねぇー?」


アメ
 「ふぇっ///?」

ルキ
 「冗談ですよ、お馬鹿さん」


アメ
 「むー…///」





 騙されたぁ…。
ニヤニヤしてるよ楽しんでるよこの人…。





メイト
 「ちょっと本気だったろー」



ルキ
 「はい?押し倒しますよメイト」





 ななななんか、だめな気がするっ///





ルキ
 「…何顔赤くしてるんですか?混ぜてあげましょうか?」





 ルキさんが黒笑い。
ジリジリと近づいてくる。
う、うわぁー///





メイコ
 「お二人ともなーにしているのかしら?」


ルキ
 「メイコさん…;」


メイト
 「メイコ…;」





 メイコさんが止めてくれた。
思ったんだけどメイコさんがここの最強なんじゃないかな。
帯人兄さんはどうなんだろ?





メイト
 「ちげぇよ、これはルキが悪い、俺は本当になんもしてない!!」





 本気であせっているメイトさん。
どんどん顔を青ざめていく。





ルキ
 「違いますよ、俺はメイトに言ったんです!!アメには言ってません!!」





 ルキさんも取り乱している。
めずらし…。





メイコ
 「ハァ、とりあえず、話は今夜。呑みながらしましょう」


メイト&ルキ
 「ウゲッ」





 大人って大変だなぁ…。











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