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ハレ
 「ミクオ、俺やっぱアメが好きだ」


ミクオ
 「…フッだよなぁ、それでこそお前だよ!」





 ミクオは笑いながら俺の頭をポンポンたたく。





ハレ
 「なんかミクオと話せてよかったわ!サンキュ」


ミクオ
 「…おう!いつまでもお前が暗い顔してたらやだからな!元気出せよ」





 本当にミクオは優しいやつだと思う。
コイツの笑顔をみてるとすごくあったかくなる。





ハレ
 「ミクにもこうやって慰めてんのか?」


ミクオ
 「ミクにはネギで十分だったみたいだよ」


ハレ
 「ハハ、ミクらしーな」





グミヤ
 「ちょっとだけアドげっとぉ!!!」





 嬉しそうに走ってくるグミヤ。
そういやずっとナンパしてたのか!!





グミヤ
 「えへへぇ、リンちゃんとルカちゃんとテトちゃん!」


ハレ
 「少なっっ」


グミヤ
 「もぉ欲張りんぼだなぁ!!」


ハレ
 「いやでも少ねぇだろ?」


ミクオ
 「いやぁまぁいつもどおりじゃないか?」





 いつもどおりってどんだけ口説き方下手なんだよ…。





グミヤ
 「もぉ、じゃハレがもらってきてよぉ!」


ハレ
 「俺アドいらねぇもん」


ミクオ
 「おぉおぉ一途だねぇ」


ハレ
 「うっせ///!!」


グミヤ
 「お願いっ、一人だけでもいいからやってみて!」


ハレ
 「う、えぇー」


ミクオ
 「一人誘ってグミヤがアド募集中って言えばいんじゃね?」


ハレ
 「じゃ二人ともきてよ」


グミヤ
 「全然いいよぉーっ」





こうして、俺もナンパすることに…。
なんでだよ!!











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