目覚めると女になっていた。
胸が出て(多分Cくらい)俺の俺が消えてすねげなどは一切消えて髪がサラサラ伸びた。




 「ガチの女じゃねーか」





 思わず生の胸に触れてしまう。
いろいろやばい。
なんか興奮してきた。






 「んなわけあるかボケェなんでこうなったんだよ馬鹿かッ!!」






 一人漫才をする。
高校が家から遠かったから俺は寮暮らしにした。
同居人は馬鹿みたいな馬鹿。






 「んむー、秋那うっさいよー」





 目を擦りながらベッドから顔を覗かせる下原 唯太(シモハラ ユイタ)。





 「唯太ー、俺さぁ、今本気で泣きたい」




 「?なにかあったのぉ?」




 ベッドから降りて俺に近づく。






 「あれ?秋那、背縮んだ?」




 「身長どころじゃねェよ」





 「…秋那、声変わりした?」





 「いい加減気付け、美少女が目の前にいるんだぞ?!」





 「…え、誰?」










(お前わざとか?)
(か、わいい…///)





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