(なごみ様・リンクお礼)男鹿夫婦の朝


「じゃ、行ってくるわ。」

「うん。気をつけてね。」

二人で朝ごはんを食べたあと、辰巳が会社に行くので玄関から見送る。

「あ、待って!!」

「んぁ?」

今朝、アイロンを当てたばかりのスーツに付いている白い糸屑を払いのける。

「ん♪いいわよ。」

「サンキュー…!じゃ、行ってきます!!」

手を振りながら、出勤していく辰巳を見えなくなるまで、見送って家の中に入る。

「さて、洗濯しようかな♪」

二人分しかない洗濯物を洗濯機に入れた時だった。

ピーンポーン!!

「……?誰かしら。」

スリッパをパタパタと鳴らしながら玄関へと急ぐ。

「はぁい。…って、辰巳?」

勢いよく開いたドアの先には、先ほど送り出したはずの愛しの旦那様が息を切らせて、立っていた。

「どうしたの!?会社、遅刻しちゃうわよ!?」

「時間は、まだ…あるん……だけど、ハァハァ…。忘れ物……しちまってよ…ハァ。」

「書類?財布?お弁当?」

「葵の手作り弁当、忘れるわけないだろ…。じゃなくて!!」

葵を玄関の壁に押さえつけて、その唇に吸い付く。

「ふぅ…ぅん…。」

舌を絡めて深く交わる。

離れた唇には、銀糸が惹いていて、それを辰巳がぺろりと舐めとる。

「行ってきますのちゅーを忘れてた。」

「もうっ!!辰巳!!////」

「ごちそーさん!!行ってきます。」

玄関先で、ちゅうっ。と頬にキスし、二度目の出勤をする辰巳と真っ赤になって下を向きながら手を振る葵。

「毎日、毎日、熱々ねぇ〜…。」

「なっ!!////お義姉さん!!」

そして、あとから、家の近くを通って行く美咲にからかわれる葵。


男鹿夫婦の朝は、いつもこんな感じ………。


END

(あ、洗濯機回さなきゃ!!)

(あ、書類忘れてた………。)

そして、おっちょこちょいな二人でした。


なごみ様


うわぁー!
すみません、すみません、すみませんorz orz orz orz

長い間、お待たせした上にこの低クオリティ……(>_<)

本当にすみませんでした・・・(;´Д`)

夫婦って、スッゴク難しいですね…(>_<)

時希の頭の中の夫婦は、これが精一杯です(T_T)

ほんと、すみませんでした。

リンクありがとうございました(〃ω〃)
こんなやつですが、これからも、よろしくお願いいたします(・ω・`=)ゞ







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