(あるふぁ様・リンクお礼)マイマクラ!!
「明日からはマイマクラ持ってくるぜ!!」
「……で!?だからなんなんだよ!?オレにどうしろと!?」
いきなり、宣言した男鹿に古市はものすごくつっこんでしまった。
「いや、この学校机、硬ぇんだよ。」
「知ってるよー!俺、同じ学校だよー!!」
「んで明日、マイマクラ持って来て古市がつっこんで来たらうざいじゃねーか。」
なんとも失礼な言葉を吐きながら、机に突っ伏して眠りにつく男鹿とべる坊。
「寝るのかよ!!」
古市のツッコミは聞こえたのかそうでないのか…。
翌日…。
「あ゛ぁぁ!!」
「どうしたんだ?」
「まさか…。べる坊〜…。」
「だぁぶ?」
机に座るべる坊を睨む男鹿。
「今朝、俺のカバンからマイマクラ出してやがったのか!?あれは!」
朝、男鹿のカバンをがさがさと探っていたべる坊を抱え家をでたため、べる坊がなにをしているのかは、気に止めなかった。
「だぶ、あい!!」
右手を高く突き上げて、元気に返事をするべる坊。
「……なにしてんだよ!!…あぁ、もう仕方ねぇ。古市!!俺に倒されてマクラになれ!!」
「イヤだ!!っつか、普通そんなん言わねぇぞ!!」
古市君のごもっともな意見を無視して、殴り飛ばそうとしている男鹿。
が、いきなり何かを思い付いたように、ニタリと悪魔の笑いを浮かべる。
「邦枝!!ちょっと来てくれ!!」
寧々達との話を中止して、首をかしげてやってくる、クイーン邦枝。
「なに?」
「ちょ、そこに座ってくれ。」
男鹿の指したのは、自分の隣、邦枝の席。
「……?いいけど。」
邦枝が座ると、自分の机をくっつける男鹿。そして……
ゴロン…。
「はぁ〜柔らけぇ、べる坊頼むわ。んじゃ、おやすみ〜…」
「ち、ちょっと男鹿//」
真っ赤になる葵といびきをかきはじめた男鹿と葵の腕の中で、眠るべる坊。
「おぉぉぉぉがぁぁぁぁ!!」
「……んだよ!!うるせぇぞ古市!!」
「お前!!邦枝先輩に向かってなにしてんだ!!クイーンだぞ!!」
うるせぇ…。と言いそうな顔をで寝返りをうち、葵のお腹に顔を埋める。
そして、
「…っつーか、こいつ、俺の彼女だし。」
という男鹿の一言で、古市を始めクラス全員が時間が止まったかのように言葉を失った。
ただ、べる坊を抱きしめながら頬を赤く染め、柔らかく微笑む葵と、その膝で寝る男鹿、寝息を立てるべる坊の三人の周りだけが、暖かな時間が過ぎていった。
END
(夫婦みてぇだな、あの三人。)
(姐さん…なぜ)
(かわいい。)
あるふぁさん!!
こんな、駄文でほんとにすいません(TT)
こんなんで、よかったらどうぞ…←いらねぇよ
返却可です(´Д`)
ほんとにすいませんでした!!
マジ、見捨てないでください(;_・)
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[mokuji]
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