派手な装飾。
沸き立つ生徒。
今日はホグワーツ学園の文化祭。
幼稚舎から高校までの一貫校ならではの大規模なお祭りとなっている。


「お前は何をしているんだ」


校門で止まっていると幼馴染みのセブルスに小突かれた。
こんな日なのにいつも通り着崩すことなくしっかり着てある。


「おはようセブルス。先に行ったんじゃなかったの?」


「…会長に捕まったのだ」


「あぁ…」


朝からお疲れ様です。その不運さに同情するよ…。


「ユナ、僕がスカート伸ばしてやったのにまた切ったのか」


「違うもん、曲げてるんだもん!ていうか、なんで気付いたのよ変態!!」


「へんた…っ!?僕をルシウス先輩と一緒にするな!昨日なおした丈が違えばわかるだろう!!」


…うん、そらそうだ。
ルシウス会長みたいじゃないしね。


「校門で痴話喧嘩はやめてください、風紀委員長」


「あれ、レギュラス。おはよう」


「おはようございます。ユナ先輩」


小さな言い争いをしていた私たちの背後から、可愛い後輩のレギュラスが。
あ、ちなみに風紀委員長はセブルスのこと。隠しトンファーは無いけれど。


「それに風紀委員長がこんなところで油打ってていいんですか?」


にっこり笑いながら言うレギュラスの背後に、なんかリーマスみたいなオーラが…。

「…レギュラス。此奴を連れて行け」


「言われなくても。行きましょう?ユナ先輩」


「あ、うんっ」


やっぱり勘違いだったみたい!
いつもの可愛いレギュラスだもの。

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