04


大口を開けて今にも襲い掛からんとする主に向かって、ルフィは攻撃態勢をとった。


「ゴムゴムの……銃!!!!」


彼の“ゴムゴムの実”の能力で伸びた腕は、もともとのパンチ力に加速をつけ、主の頬に思いっきり当たった。


「あはー、強くなったわね、ルフィ」


「当たり前だ!思い知ったか魚め!!」


にっ!と歯を出して笑う様は、なんだか少し頼もしく思えて笑みが浮かぶ。
ルフィは感覚を確かめるかのように、ぐるぐると腕を回した。




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