02




「ルフィー!」


大きな声で君を呼ぶ。
兄に任された、私の大事な弟だ。


「ん?なんだー?」


「私も海に連れて行って!」


『はぁっ!?』


村中の人が驚くなか、彼はいつもの笑みを浮かべて


「おうっ!いいぞ」


『軽っ!!』


そう、言ったんだ。



―そして、私の時間は回りだす。




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