08
そう言って案内してくれた先には、言っちゃあなんだけど、ぼろっちい船のようなものがあった。
「なんだこりゃ。棺桶か?」
「ルフィ!失礼でしょ!」
「一応…船です。ぼくが造った船です…!2年かかってコツコツと…」
「2年もかけて造ったの?」
「…いらねぇのか?」
不思議に思って二人で問いかければ、諦めたようなそんな顔をしたコビーが語りだした。
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