05
「あの…大丈夫ですか?ケガは?ずいぶん吹き飛ばされちゃいましたけど」
一緒に吹き飛ばされたらしい男の子が、私達の心配をしてくれた。
何この子、超可愛い。
「えぇ、私は大丈夫よ。あなたは?」
「あ…僕も大丈夫です。慣れてますので…へへへ」
…それって慣れちゃいけないんじゃないかな…。
「ああ、おれも大丈夫だ。なんかびっくりしたけどな。おれはルフィ。ここどこだ?」
「…あんたいっぺんに喋りすぎだよ…」
「そうかぁ?」
呆れながら言っても、ルフィはさして気にしてないのか首を傾げている。
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