03
狭い空間の中で大きな声を出せば、ルフィは驚いたのか目を覚ました。
「あーっっ!!!!よく寝たー!!!」
そう言いながら腕を伸ばしたルフィ。
すると天井が割れ、光が差した。
「―っ!うるさいっ!」
叩いても意味が無いとわかっていても叩かずにはいられなかった。
「いきなりなにするんだ、アン!!」
「あんたがこんな狭いところで大声出すからでしょう!!」
ギャーギャーと言い合っていたら私達の横から視線を感じた。
「…?」
「ん?誰だお前ら?」
「てめぇが誰だ!一体どういう状況で樽から人間が出てくるんだ!?」
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