…まぁ、時間の流れとは早いもので。
1週間なんて、いろいろ準備してるうちに終わってしまった。


「そういえばまだお前の名前、決めてなかったね…」


優しく撫でてやると気持ちいいのか小さく「ホー」と鳴いていた。


「んっと、そうだな…リョウって、どうかな?」


名前を決めて撫でてあげると、それに満足したのか私の指に頭を擦りつけ甘えてきた。


「もう…本当に可愛いな!!」


そう思いながらリョウを鳥籠にいれ、大きなキャリーケースをひいて私は家を出た。


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