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それからまっすぐオリバンダーの店に行った。
「こんにちは、お嬢さん。杖をお求めかね?」
「こんにちは、オリバンダーさん。今度ホグワーツに通うことになったの」
そうやって笑えばオリバンダーもにこりと笑った。
「お嬢さんはどこか不思議な空気がある…」
そう言って店の奥に引っ込み箱を持ってきた。
「樫の木、27p。芯は不死鳥の羽を使用しておる」
そう言われ出された杖は私が手を伸ばそうとするとなんだか空気が変わった。
まるで、拒絶するかのように。
「ごめんなさい、オリバンダーさん。杖が嫌がってるみたいなの」
そう伝えればオリバンダーは驚いた顔をしながらもう1度奥に引っ込んだ。
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