８

---

“ボンッ！”


そんななんか煩い音がして着いた場所はなんだか懐かしいような空気さえする部屋だった。


「此処が私の家かぁ…」


バグノールド大臣の話を聞くだけでは疑っていたけど、着いてしまえばもう此処が家だと認めてしまうしかない。
そう思って家の中を見て回ることにした。
最低限しかない家具や調理器具。
なんだか少し道具の型が古い…。あれかな、この世界の人は日本に侍が居るとかまだ思ってるのかな…。
ちょっとお姉ちゃん遠い目をしちゃう、よ…。


[ 9/20 ]
[＊prev] [next＃]

- ナノ -