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あれからは、なんだかこのトリップの恐ろしさを垣間見た気がした。
今後暫くは困らないだけの大金の眠ってる金庫があることがわかり、魔法省に戸籍?があることもわかり、なんと家もあるという。
なんだかもう本当になんでもありなんだな、と思いながらダンブルドアと一旦ホグワーツに戻った。
「本当に君は何者なのじゃ?」
「…私もさすがにこの展開についていけません」
「そうか…」
二人して小さく溜息を吐いて、これからの話をした。
今がおよそ11歳くらいであること、ダンブルドアから見て結構魔力があるということ。
…これからホグワーツに通うということ。
それだけをとりあえずは決め、これから私がどう生活するかは私にゆだねる、として話は終わった。
「ゆりあ、君はとてもいろんなモノを背負っているようじゃ。いつでも此処を頼ってきなさい」
「ありがとうございます、ダンブルドア」
そう言って一礼をして校長室から出た。
…途中でマクゴナガル女史に見つかり、フルーパウダーで家に帰ることになったのだけど。
(せっかくホグワーツを探索してたのになぁ…)
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