フルーパウダーで着いた魔法省は、やっぱりなんだか苦手だ。
ダンブルドアが事前にアポイントメントを取っていたらしく、すんなり魔法大臣に会えたのは非常にありがたかったけれど、その魔法大臣の名前は確か…


「ミリセント・バグノールド大臣ですね」


そう言って微笑めば予想以上に驚かれ、なんだか悪いことをしたような気になった。


「アルバス、彼女は…」


「彼女が、先程伝えておいた崎田 ゆりあじゃ」


穴が開くほど見られるというのは、この事を言うのだろうか…。


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