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「はーい、次の人―」


自分の前の人が言い終わり、私の出番が来た。
椅子の音がして立ち上がる。


「神田、ざくろです。好きなものはテニス。よろしく」


そう言うと、疎らに聞こえる拍手。
眠たさピークで少しぶっきらぼうな言い方になってしまったけど、この際仕方がない。
とりあえず、私の出番は終わった…と思いゆっくり机に伏せた。
あー、これ終わったら職員室いかなきゃ、な…。


Next Sound…



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