*[1/3 ]

スミレちゃんに教えてもらったとおりに行くと、見えてきたテニスコート。コートの脇に男の子が2人居たから近寄ってみた。
…なんか、その髪型、この平成には非常に珍しいと思います。えぇ。なんだそのまことちゃんカット。そしてゴマのような坊主。
うん、なんか珍しいのを見た気分だよ。


「こんにちは、君たち、新入部員?」


「あ、はい!」


「あは、私も今度からマネージャーすることになった1年の神田 ざくろです」


「え、あっ、同い年!?」


「見えない…僕、水野カツオ」


「加藤カチローです」


「あはは、よろしくね」


…見えないって、同い年に…私老けてるのか、な…。



←|index


「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -