prologue
“裏切り者”

…違う…

“信じてたのに”

…なんで…

“お前に居場所なんて無い”

…どうして…

“死ねよ”

――あぁ…もう此処は私の場所じゃないのね…

暗い夜道。人数の少ない道。
もう少しで楽になれる…。

―そんな私に手を差し伸べてくれたのは
誰でもない、貴方でした―


枯れそうな
(貴方は私に光をくれますか?)


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