このお話について

・作者は夢主=オリジナルキャラクター主義です。その為、自己投影型のタイプの読者様のお眼鏡にはかなわないと思います。御了承ください。

※奇病にかかる女の子と国見ちゃんのお話になります。奇病のお話が苦手な方は、ご注意ください。

・物語の都合上オリジナルキャラクターが登場いたします(夢主の家族、友人)

・原作に対する独自解釈及び独自設定や捏造している箇所があります。原作リスペクトが前提にある事をご理解の上で楽しんでいただけたらと思います。ご了承ください。

・作品に関する誹謗中傷はおやめください。以上のことをご理解いただき楽しんでいただければ幸いです。


以下、ヒロインが患う奇病の詳細。

病名→泡沫症候群(フォーム・シンドローム)

[発病条件]
<1>強い恋心を抱いている相手が居る。
<2>その恋心に絶望している。または、諦めている。
<3>想い人に嫌われている。または、そう思い込んでいる。

<1><2><3>の条件に値する者が、"海に行く"ことによって発症する。また、この場合の海へ行くは水中に入る入らない、海へ行った理由、目的については問わず、その日自分の目で"本物の"海を見たこととする。

「症状」
1、声が出なくなる。
2、胸(心臓)の辺りから水色に近い色の鱗が、下半身にかけて徐々に現れる。
3、鱗が身体の約半分を覆うと足が動かなくなり始める。
4、足が完全に動かなくなると、定期的に目から水色の小さな宝石が零れ落ちるようになる。また、涙も宝石となる(※その際、痛みは伴わないが、宝石は発症者の想い人に対する感情を表しているため、自信の感情が徐々に吐き出され、欠乏していく様に精神的苦痛を伴う場合がある)
5、発症者の想い人に対する感情が、全て宝石として外に出されると白い宝石が零れ落ちる。その後、1日かけて足から順に泡となり消えていく(その間は、宝石または本物の涙がとまらなくなる)
6、発症者に関する記憶、物などを全て残したまま、発症者のみが跡形も無く消えてしまう。

進行速度は個人差がある。1週間で消えてしまう者もいれば、1年かかって消えてしまう者もいる。ただし、"最期"の予兆はなく、それは突然訪れる。発症者は自分の感情の薄れを自覚している為に、最期を予期することはできる可能性はある。


[治療方法]
医学的な治療方法、薬は現在見つかっていない。
"心からの愛情"のキスを想い人から受けることによって、虹色に光る宝石が零れ落ちることが完治条件である。つまり、想いが結ばれることによって治る"奇病"である。進行状況によって差は生じるが、キスから3日から3ヶ月程で完治する。身体が既に泡となって消えかかっていた場合は、身体に鱗のある状態で全体が見えるようになってから、声が出るようになった後、鱗が少しずつ消えていく。宝石によって無理矢理体外に出され失った感情も、戻っていく。



引用↓
( https://www.pixiv.net/artworks/77311581 )さんよりお借りしました。
※1度サイトを閉じてから、開いてもらえると助かります。






20210311




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