◎天つ星降る千代の河/木花さくや様 この度は、文月の題に素敵な作品を提出して頂き、誠にありがとうございました。 さて、天つ星降る千代の河。 竹芝伝説を元に書かれた作品です。 ええ、私は竹芝伝説が大好きです(笑) だから、とても楽しんで読むことが出来ました。ドキドキワクワク、みたいなね。 文章も綺麗で、最初からグッと引き寄せられ、物語にスッと入り込める。 故郷に帰りたいと唄う男を、女々しいと思った。鳥籠から抜け出したいという気持ちはよくわかる。と、心の内で思う姫宮様の言葉が、何処か切なかった。 極めつけの『素晴らしい故郷を持つ男が、途轍もなく羨ましくなった。』には、もう、こう、出だしからキューッて締め付けられました。 男の口調もまた好きです。 姫宮様の性格も好きです。 姫宮様が彦星と織姫が逢えたら故郷に連れてけ、と言ったのに、男は一瞬戸惑うのだけれど―――――。 と。ここまでです。 ネタバレになっちゃいますからね! 続きは本編をごらんあれ。 思わず微笑ましくなる逸品です。 木花さくや様、素敵な作品をありがとうございました! また次回の参加、お待ちしております。 8月4日/空葬浪漫 副管理人 08/04 04:25 mae top tugi |