「あーもー…秋田寒すぎて意味わかんない」
「冬は寒いものだ、こっちも寒いよ」
「とか言いながら赤ちん絶対超真顔だし」
「湯豆腐が食べたくなるな」
「赤ちん真夏でも湯豆腐食べてるじゃん…」
「湯豆腐はいつ食べても美味いぞ」
「湯豆腐にはこたつだろう、って真夏に皆呼び出して湯豆腐食べたのは流石にちょっと勘弁して欲しいっておもった」
「何故か我慢大会が始まったな…何でだ」
「結局赤ちんが残ったけどね」
「敦は参加すらしなかったな」
「湯豆腐にお菓子入れようとしたら全力で止められた」
「当たり前だ馬鹿」
「湯豆腐のまいう棒だってあるんだしー」
「それは一度食べてみたいものだ」
「そう言うと思って赤ちんの分も買ったから秋田まできてよー」
「ああ、有難う敦。だが流石に遠すぎるな」
「ねー赤ちん」
「ん?」
「もう赤ちんの誕生日だね」
「ああ、そうだったな」
「なんかどーでもよさそうだね」
「自分が産まれた日付なんてどうでもいいよ」
「だよねえー。とか言いながら赤ちんちゃんと俺の誕生日祝ってくれたじゃん」
「電話と菓子の詰め合わせを送っただけだろう」
「…中学の時は皆でパーティーやったのにね」
「だな」
「……んー、眠くなってきちゃった」
「そうだな。結構電話していたし、切るか」
「うん。おやすみ赤ちんー」
「おやすみ」



「うーん…」
「アツシ?電話終わったのかい?」
「ねえ室ちん」
「うん?」
「京都ってどうやっていけばいいのかな」
「…what?」
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