◇祝!桂剥き隊発足

「桂さん!同盟おめでとうございます!」

「えっ!……」

(何故彼女が知っているんだ?我々が動いている薩長同盟のこと…誰か話したのか?)

「大久保さんにでも聞いたのかい?」

「いいえ?何で大久保さんが??関係あるんですか?」

「違うのかい?(わたしの勘違いか)…では、何の話だい?」

「もっちろん、桂さんの同盟ですよ♪
桂さんの為に沢山の娘さん達が集まってますよ!」

「わたしの……かい?」

「はい!
その名も『桂剥き隊』!!」

「……………。
それは、わたしに大根の桂剥きを習いたい娘さん達の集まりかい?
それとも、わたしを剥きたい娘さん達かい?」

(あれ?心なしか空気が冷ややかな…。桂さんにっこり笑っているのに、笑ってないような…。)

「た、多分両方かなっ?
…同盟発足よかったですね!
桂さん嬉しいでしょ?」

「うん、嬉しいよ(ニコリ)
で、…君はどっちだい?

わたしに桂剥きを教えて欲しいのかい?
それともわたしを剥きたいのかい?」

「えっ?…えと、えと…わたしは…
きゃ!桂さん、ちょっと止め…あっ、!!…」

「ふふ、止めていいの?
言い出したのは君だよ?……」

「あっ…、桂さん…んっ…」

……………。


と言う訳で『桂剥き隊』絶賛活動中☆

皆様の入隊お待ちしてま〜す!
(2011.9.16)


[ 71/75 ]




[mokuji]






「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -