SB


銀「なあ、パフェとかねェのここ」

藤「ねーよ」

銀「じゃあちょっといちご牛乳買いにひとっ走り行ってきてくんね?」

藤「なんでだよ!オレはパシリじゃねーんだよ!」

銀「何?ここ何でも屋じゃないの?違うの?」

藤「そうだけどちげーよ!」

銀「銀さんもうすぐ誕生日なんですケドー何、誰も祝ってくんないわけ?」

新「そういえば、そうでしたね」

神「私すっかり忘れてたネ」

笛『オレは知っていたぞ。10月10日生まれのキャラはたくさんいるからな。ジャンプでいえば、ナルトやXANXUS、ところ天の助もそうだ。他にもマクロスのミンメイやプリキュア初代のなぎさもだ。しかしやはり今旬なのはアイマスの我那覇響だろうな』

銀「おいなんだよ急に饒舌になったぞコイツ」

神「なんかキモいアル。でも新八の方がもっとキモいネ」

新「余計なこと言わないでいいんだよォォオ!」

神「新八は顔が残念アル。でもスケットの作画でちょっと美化されてるネ」

新「神楽ちゃんホントにちょっと黙っててもらえるかな…」

神「お前が黙ってればいいアルよ」

新「…」

銀「で、なんかないわけ?プレゼントとかないわけ?ん?」

藤「カツアゲみたいだな…」

鬼「せやかて急にそんな用意出来へんしなあ」

笛『生徒会室に行ってみたらどうだ?』

鬼「…」

藤「…は?」

鬼「ちょお待ちスイッチアンタ楽しんどるやろ!?」

銀「イイじゃねーか、行こうぜ」

神「なんか楽しそうアル」

藤「ちょ、おい!勝手にここから出るなー!」




銀「ここか?邪魔するぜー」

藤「おいちょっと待て、」

椿「…どちらさまですか」

榛「え、本物?」

浅「コスプレして不法侵入とはな」

丹「映画の撮影か何かですか?」

榛「ちょっと安形!起きて!」

安「あー…もう下校時刻か?……は?夢?」

笛『面白くなってきたな』

鬼「三人は銀魂知らんようやけどな」

椿「藤崎、こちらは?」

銀「えー銀魂知らねェの?」

椿「あの、有名人か何かでしょうか?もしかして吉備津百香の知り合いとか」

銀「そうだよなー生徒会ともなるとマンガなんて読まねーんだろうなァ」

椿「すいません」

銀「つーか…コイツ男なの?九兵衛的なアレじゃねーの?睫毛長くねェか」

椿「なっ」

神「銀ちゃん銀ちゃん!あっちに銀ちゃんみたいなやる気のないヤツがいるアル!」

安「あ?夢なの?なんだこれ」

榛「ちょっと安形!本物の神楽ちゃんだよ!銀さんだよ!」

新(僕のことはスルーなのか…)

鬼「なんかもうわけわかれへんな」

笛『本来の目的を忘れているな』

丹「皆さんお茶でもいかがですか?」

神「美味しそうネ!」

新「いただきます」

銀「お、甘そうなモンあるじゃねーか!」

藤「…もうそれ食ったらさっさと戻ってくれよ」

銀「どうする?神楽、新八」

神「ここ面白いネ!私ちょっと他も見てくるヨ!」

新「僕も探検してきます!」

鬼「アンタら好奇心旺盛な子供か!」

藤「あ、ちょ!ヒメコ追え!そいつら早く捕まえて部室に連れてけ!あとめんどくせーヤツに見つかるなよー!」

笛『隣の漫研が一番危ないなw』

藤「スイッチお前も行ってこい!」

笛『ボッスンは銀さんの世話だなw頑張れw』

藤「うるせーよ!」

銀「このチョコうめェな!持って帰っていいか?」

丹「どうぞ」

浅「早く帰れ」

銀「なんなのこの娘!つか、この声どっかで…」

藤「あーもういいから部室戻るぞ!失礼しましたー!」




銀「なんだよもっと色々食おうかと思ったのによォ」

藤「散々食っただろ…」

銀「いーや、まだ足りねーな」

藤「そのままいくと糖尿病とメタボのダブルコンボだな」

銀「大丈夫大丈夫」

藤「あっそ」

銀「…」

藤「…」

銀「…」

藤「ちょっと遠回りになるけど、寄り道していいか?」

銀「なんだよ部室戻るんじゃねーのかよ」

藤「…プレゼントだ」

銀「何くれんの」

藤「いちご牛乳」

銀「自販機のちっこい紙パックのヤツか?」

藤「そうだけど?」

銀「10本な」

藤「たけーよ!」

銀「しょーがねェな、んじゃ9本」

藤「3本で勘弁してください…」





Silver Birthday

(チッ売り切れかよ…)
(10本どころか1本も買えねーな)







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