見合い前日


「よし、明日のためにシミュレーションしようぜ!」

「Jソン先生帰ったのにどうやってすんねん」

「Jソン先生と相手の行動パターンを予想して、オレたちのフォローの仕方も考える」

「だからどうやってすんねん!」

『要するに、Jソン先生役、お見合い相手役、スケット団役になって考えるということか』

「さすがスイッチ!分かりやすいわー!それに比べてなんやアンタの説明!分かりにくいわー」

「なんだと!?大してスイッチの説明と変わんねーよ!大体そういうヒメコは理解力が足りねーんじゃねーの?」

「なんやと!?」

『まあ、落ち着きたまえ』

「なんやスイッチ!」

『シミュレーションをするんじゃなかったのか』

「そ、そうだぜ…!役決めよう役…!」

「ボッスンはJソン先生やな」

「なんで!?」

「さっき物真似しとったやん」

「いやいやここは公平にじゃんけんにしようぜ?」

『そんなにJソン先生やりたくないのかw』

「じゃあスイッチやれよ」

『断る』

「じゃあ、ヒメコ」

「なんでや」

「ほらみろ結局じゃんけんするしかねーだろ」

「アンタがやったらええねん」

「だからなんで!?」

「机に顔面強打しても大丈夫なんはアンタしかおらん」

「えっ、ちょオレ身体張るの?」

「そうや」

「自ら机に顔面ダイブするの!?フツー慌ててぶつかったりするんだよね!?自分から机に突っ込んでくヤツいねーよ?オレそれやんの!?何もそこまでやんなくてよくない?」

「ほんならアタシが頭叩きつけてやろか?」

「おめーに叩きつけられたらオレ机通り越して地面にめり込むよ?ねえ!?」

「なんやアンタそんなに顔面強打したいんか?あぁ?」

「ごめんなさいごめんなさい!ギャァー頭掴まないでー!やめてくださいすいませんでした発言を慎みます…!」

「スイッチ、サイクロン」

『はいどうぞ姉さん』

「ちょっスイッチおまっ!?」

「覚悟はええなぁ?」

「ひぃぃぃい」






[end]

我が家のスケット団ネタはボッスンがいじり倒されて可哀想になるオチばっかですねw


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